フェンシングのロシア監督が狭すぎる選手村の部屋を批判「中世のようだ」

ロシアメディアは21日までに、ロシア五輪フェンシングのイリガル・マメドフ監督が東京五輪の選手村の部屋が狭すぎるなどとして「中世のようだ」と批判したと伝えた。大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は20日の記者会見で「選手村は全ての選手と関係者にとって快適であるべきだ」として意見を聞く考えを示した。
マメドフ氏は、東京・晴海の選手村について部屋や浴室の狭さを指摘。東京大会も含めると、1988年ソウル五輪以降9大会を見てきたとして「21世紀の日本とは思えない環境に驚いた。選手が気の毒だ」と嘆いた。
立候補ファイルによると、選手村の寝室はシングルが9・2~11・5平方メートル、ツインが12・0~14・0平方メートル。これにリビングが付いても、8人用の部屋(シングル4室、ツイン2室)で135平方メートルとなっている。昨年公開された、北京冬季五輪のモデルルームの5人用で220平方メートルと比べると、かなり狭くなっている。
マメドフ氏以外にも同国のコーチや選手から不満が噴出。体操コーチはロシア通信に「部屋にはベッドとサイドテーブルしかない」と発言。別のメディアは、男子テニスのカレン・ハチャノフの頭がユニットバスの天井に届きそうな動画や、女子テニス、エレーナ・ベスニナの「せっけんもない」との嘆きを伝えた。
一方、選手からは「テレビや冷蔵庫もない」との声も。ただ、これらの電化製品は必要に応じて各国のオリンピック委員会が“オプション”で有償発注するシステムになっているという。

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