春日良一氏、小山田圭吾の辞任に「問題に取り組みながら…みんなで共生社会に向かっていければいい」

元日本オリンピック委員会(JOC)参事の春日良一氏が21日、俳優の谷原章介21日、MCを務めるフジテレビ系「めざまし8」(月~金曜・午前8時)にスタジオ生出演した。
番組では、東京五輪・パラリンピックの文化プログラムへの出演予定だった絵本作家・のぶみ氏が、出演を辞退したことを報じた。20日、「東京2020 NIPPONフェスティバル」の公式サイトで発表された。
のぶみ氏を巡っては過去の自伝で教師に腐った牛乳を飲ませたことや暴言を放っていたことをつづっていたなどとして、SNS上で批判の声が上がっており、同プログラムへの起用に疑問の声が上がっていた。
また、東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長と武藤敏郎事務総長が20日、都内のメーンプレスセンターで記者会見し、過去のいじめ告白により批判を浴び辞任した、五輪開会式の楽曲担当ミュージシャン、小山田圭吾の騒動について、同氏の人選の経緯が説明されたことも報じた。
武藤事務総長は、女性蔑視演出案で開閉会式の演出総合統括を辞任したクリエーティブディレクター佐々木宏氏の後に編成したチームを振り返り、「我々が一人ひとりを任命するのではなく、作られたメンバーをそのまま任命することになった」などと説明し、小山田が過去に雑誌などで語ったいじめ告白について「その段階では知らなかった。一人ひとりを調査するということは行われなかった」と明かした。「任命責任は我々であることは間違いない」としたものの、「一人ひとりを選んだわけではない。グループを選んだ」と強調した。

橋本会長は「一連の経過説明をしてもらったが、責任は私にある。しっかりとチェックできなかったということであります。今回の五輪・パラの柱である多様性と調和、障害の有無、人種、肌の色、すべてにおいて差別のないコンセプトからすると外れていると思いますし、今回の問題は多くの心を痛めた方にお詫びをしないといけない。適切な早急な対応が遅れたこともお詫びを申し上げながら、今一度目指す多様性と調和を根本原則にのっとって最善の努力をしたい」と話した。
春日氏は、今回の問題に「共生社会とか多様性の文化とかをオリンピックは目指していますから、そういう中でこういう問題が起きて、それを取り組みながらみんなで共生社会に向かっていくふうに持っていければいいなと思います」とコメントした。その上で「そういう意味で組織委員会にも責任ありますし、我々もそれを応援していく立場で見守って欲しいなと思います」と明かしていた。

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