オリオンビールのチューハイ「WATTA」関東本格上陸、秋には全国展開へ – 新商品「ちゅらWATTA」も発売

沖縄に拠点を置くビールメーカー・オリオンビールが展開する、沖縄県産フレーバーを使用したチューハイ「WATTA(ワッタ)」。2019年に同社初のチューハイブランドとしてより発売し、2020年4月には高アルコール商品の終売を発表したことも話題となった商品だ。

この「WATTA」シリーズから、7月20日に新商品「ちゅらWATTA」が発売される。また新商品とともに、家飲み需要を狙い関東1都3県で本格的な販売を開始、さらには秋には全国展開を予定している。

今回、沖縄で根強いファンを獲得するチューハイ「WATTA」シリーズの、新商品・戦略発表会をレポートする。

沖縄県産素材にこだわったチューハイ「WATTA」
「WATTA」シリーズのコンセプトは、オリオンビールの地元である沖縄県産素材を使用し、沖縄の魅力を県内外に紹介するブランド。商品名の「WATTA(ワッタ)」も、沖縄の方言で「私たちの」を意味する「ワッター」と「割った(割もの=チューハイ)」を掛け合わせたユニークなネーミングだ。

スタンダードな定番商品は3種。王道の沖縄柑橘を使った「WATTA リラックスシークヮーサー」(コンビニエンスストアでの店頭想定価格153円程度、以下同)、トロピカルな甘酸っぱさが楽しめる「WATTA パッションフルーツ」、シークヮーサーに宮古島産の雪塩を加えたさっぱりと飲みやすい「WATTA 雪塩シークヮーサー」を展開する。

2019年に発売からまだ2年しか経っていないブランドだが、2020年には前年比168%の売上を記録、沖縄県内での認知率は70.1%、リピート率は63%と、上位シェアを獲得している競合商品とも遜色ないほどファンが付いているという。

沖縄企業とのコラボレーションも積極的に行っている。宮古島産ハイビスカスのハーブエキス「Beni」を使った「WATTA ハイビスカス&シトラス」、県内で人気のファーストフード店「A&W」とコラボした「WATTA エンダーオレンジ」、沖縄県民のソウルドリンク「森永ヨーゴ」とコラボした「WATTA ヨーゴサワー」など、いずれも沖縄色溢れる商品だ。

また社会的に高アルコール飲料の害が指摘されていたことや、県内でアルコール依存症の方が増えている現状から、2020年4月には高アルコール商品の終売をしたことも話題となった。

これまで沖縄県で親しまれていた同商品だが、今年3月からスタンダードな「WATTA」3種を首都圏で販売開始、さらに今回の新商品「ちゅらWATTA」の発売にあわせ、家飲み需要を狙って本格的に首都圏(1都3県)での展開を行っていくという。なお、7月20日からは東海・関西圏、秋には全国での販売も予定する。
沖縄ハーブを使ったボタニカルチューハイ「ちゅらWATTA」
7月20日より発売される新商品「ちゅらWATTA」は、「ボタニカルライチ」「ボタニカルマスカット」の2つのフレーバーを揃える(コンビニエンスストアでの店頭価格は189円程度を想定)。

沖縄の方言で「きれいなこと・美しいこと」を意味する「ちゅら」をブランド名に関する「ちゅらWATTA」のコンセプトは、沖縄ならではのハーブ素材を用いた、まるで”バーで飲むカクテル”のようなご褒美感のあるチューハイ。”明日も自分らしく生きたい女性たち”に向けて開発されており、ターゲットは仕事や家事を頑張る20~45歳女性だという。

沖縄県産のバタフライピーを使用した「ちゅらWATTA ボタニカルマスカット」は、爽やかなマスカットとエルダーフラワーの味わいに、パインとレモンのさっぱりとした味わい。バタフライピーをイメージした紫色の液色が特徴だ。

同じく沖縄県産のハイビスカスを使用した「ちゅらWATTA ボタニカルライチ」は、ライチの華やかな香りや甘さ、みずみずしい果汁感とハイビスカスの程よい酸味が楽しめる。こちらはハイビスカスをイメージした赤い液色で、リゾート感たっぷりの一本だ。

いずれもパッケージデザインは沖縄県出身アーティスト・pokke104(池城由紀乃)さんが手掛け、中味は沖縄県内のバーテンダーと共同で開発されている。

発表会に登壇した同社マーケティング本部 ブランドマネージャーの福井マリア氏は「『ボタニカルライチ』は鮮やかな赤い色なので、元気が欲しい時や仲間と楽しく飲みたい時にグラスで乾杯するなど、気持ちが盛り上がる時に飲んで欲しいです。『ボタニカルマスカット』は、週末、一人で贅沢に過ごす時間にグラスに注いでゆっくり飲んむのがオススメです」とそれぞれのフレーバーの楽しみ方も紹介した。

また、6月22日からは素材にこだわった「natura WATTA レモンサワー」も発売している(コンビニエンスストアでの店頭価格は197円程度を想定)。ストレート果汁を使用しているため、レモン果実本来の自然な味わいと香りを楽しめる。また「WATTA」の特徴である沖縄県産素材にはマイヤーレモンのエキスを採用している。なお原料のレモンは防腐剤もワックス使っていないものを厳選し、香料・人工甘味料・人工着色料も不使用と、ナチュラル志向の商品だ。こちらも「WATTA」「ちゅらWATTA」とともに首都圏で展開される。

コロナ禍の影響により沖縄の観光業は厳しい状況にあり、同社もビール類需要・観光需要の低迷を受け、2021年度3月期の決算は減収減益となったという。今回の関東での本格展開にあたり「なかなか旅行に行くことができない今だからこそ、沖縄に恋い焦がれている方も多いかと思います。自宅でWATTAシリーズを楽しんでいただくことで、沖縄を身近に感じていただく機会にしてほしいです」と期待を寄せる。

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