1瓶7回接種できる注射器 “無駄なし”実現した地元の会社

「あなたの街のワクチン事情」。
ワクチンの供給不足が続く中で、少ないワクチン量でも順調に接種を進める町がある。
21日は、山梨・昭和町から、木村拓也キャスターが中継でお伝えする。
21日も、およそ400人ほどの人が接種を受けているが、やはり今、ワクチン不足によって混乱している自治体もある中、この昭和町は順調に接種が進んでいる。
その秘密というのが、この会場で使われている「注射器」。
21日午後2時ごろの接種の様子を取材した。
国内で使われている多くの注射器は、ワクチン1瓶で6回接種できるものだが、昭和町で使用しているものは1瓶で7回接種できるもの。
注目してほしいのは、注射器の先端。
6回接種できる注射器は、針と本体の間に微妙に隙間がある。ここに少しだけワクチンの薬剤が余ってしまうという。
7回接種できる注射器は、隙間がない。そのため、余っている部分が積み重なっていくと1瓶、7回分とれるという。
昭和町は、7回接種できる注射器を自治体で初めて使っているということだが、その背景には、地元への貢献の思いがあった。
ECMOや注射器、体温計を作っている医療機器会社のテルモ。
2021年3月に、この注射器が完成し製造が進んでいるが、テルモの工場があるのが、昭和町。
今回、この注射器が完成した際には、「まず、ぜひ地元で使ってほしい」と地元への貢献の思いというのがあり、昭和町での使用が実現した。
そのため、この昭和町では、1,500回分も多く接種が受けられる状態になっている。
この注射器を使うことによって、ワクチン不足が進んでいても順調に接種が進んでおり、地元の人、町民も安心して接種できるという状況が作れているという。

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