トライアスロン水質問題に海外も批判噴出 「歴代最高の開催地とは聞いてあきれる」

トライアスロン水質問題に海外も批判噴出 「歴代最高の開催地と…の画像はこちら >>
一難去ってまた一難を繰り返す東京五輪は、やはり「呪われている」と言わざるを得ないようだ。今は東京湾、お台場海浜公園の劣悪な水質が大きな問題となっている。
ここ数日にわたり、アメリカの『Bloomberg』『NEW YORK POST』『Fox News』、カナダの『Triathlon Magazine』、イギリスの『The Independent』ほか、海外の大手メディアが続々とこの問題を伝えているため、英語圏のTwitterや掲示板サイト『reddit』も炎上。たくさんの批判コメントで沸いていることがわかった。
26日から始まるトライアスロン、オープンウォータースイミング大会の会場となっている東京湾が、「便臭のひどいトイレの水で泳がされている気分だ」と選手たちをうんざりさせている。
問題は日照りのなかの便臭だけではない。東京の夏につきものの大雨が降れば、下水が入り込んで大腸菌まみれとなる。汚臭と不信感とで、現地では各国の選手やスタッフが自ら水質テストを行うなどしているという。
英語圏の人々も、かなり注目しているこの話題。オーストラリア版『Fox Sports』の 「Swimming in poo: Fears of sewage leak in Olympic venue(うんちのなかで水泳:下水が入り込む恐れ)」という記事がトピックスに上がった掲示板サイト『reddit』には、300を超えるコメントが寄せられた。

「大腸菌はこわい。新型コロナウイルスどころじゃないかも」「提案に従って会場を変えればよかったのに」「五輪を招致する以前から問題だったらしい」「2016年のリオ五輪と同じ。コパカバーナビーチも水質がヤバいと指摘され、必ず改善すると約束して結局ダメだった」などに多くの「いいね」が付いている。
2019年8月にお台場海浜公園で行われたパラ・トライアスロンのワールドカップでは、なんと基準値の2倍を超える大腸菌が検出されて水泳ができず、急きょデュアスロン(トライアスロンの水泳をランニングに代えた複合競技)になったことは記憶に新しい。
その数日後に大きな話題になったのが、Twitterで公開する作品がたびたび注目を集める「kinokuniyanet」さんの風刺画像『東京五輪の水泳会場/O-MO-TE-NA-SHI(lol)』。お台場海浜公園を汚水に満ちた和式便所に見立て、そこから選手たちが上がってくるという合成画像だった。
『NEW YORK POST』やブルームバーグ・メディアの『Bloomberg Quicktake』も、それぞれの記事がTwitterで炎上。リツイートは計400近くに上っている。
「東京をこれまでで最も整備された開催地と称賛したバッハ。現実をわかってないね」「万策尽きた不運な東京五輪」「バッハに水質検査をやらせて水に突き落とそう」といった声があがっているが、そこで上述の風刺画像を紹介するフォロワーも。トライアスロン会場の劣悪な水質の問題は、東京五輪の非常に情けない話のひとつとして、今後も語り継がれそうだ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする