各国の海外記者ら「暑すぎる」 東京五輪開幕前に悲鳴

いよいよ21日から五輪競技がスタート。海外メディアは“五輪史上最上級の暑さ”と報道していて、記者たちにとっては、試合の取材だけでなく、猛暑との闘いの日々になりそうです。そこでめざまし8は12カ国のメディア関係者を取材しました。
各地で危険な暑さとなった20日、今年最も多い23府県に熱中症警戒アラートが発表されました。
最高気温は、山梨県甲州市で37.9度を記録し、都内では午後1時までに24人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれました。
この日本の猛暑について、イギリスの公共放送・BBCによると、スポーツ選手などの調査によって作られたという報告書の中でこう表現されています。
「日本の暑さが選手のパフォーマンスを損なう可能性」「厳しい環境条件では、新記録が生まれるチャンスは限られるだろう。」「それに、誰かにフライパンの中に投げ入れられ、そこでベストを尽くさなければならないのは、選手にとって決して心地いいものではない。」
などと記載されて、日本の暑さを“フライパンの中”と指摘する、ボート選手の言葉も盛り込まれたこの報告書。
さらに7月17日、アメリカメディアが報じた記事には、“五輪史上最大級の猛暑に警戒”の見出しが。
「1984年のアメリカ・ロサンゼルス大会までさかのぼっても、大会期間中の平均気温は、東京が最高で湿度ももっとも高いのです。この“猛暑”が屋外競技に出場する選手に大きな負担がかかる可能性もあり、天気予報にすべての注目が集まっています。」

では、来日してから取材活動に追われている海外メディアの人たちは、実際にどう感じているのでしょうか。
来日して取材している12カ国のメディア関係者に話を聞くと、
オーストラリアのメディア関係者:とても暑い。
イギリスのドライバー:暑すぎて溶けちゃいそうだよ。
イギリスのメディア関係者:ここまで暑いとは思わなかった。快適な環境とは言えないね。
オーストリアのメディア関係者:本当に暑い。おとといは35℃で、苦しかった。
イギリスのメディア関係者:ちょっと暑すぎますね。溶けちゃいそうです。
聞こえてきたのは、悲鳴にも近い声でした。さらに話を聞いていくと…
ドイツの記者:今日は晴れているからいいが、数日前は雨が多くて本当に湿度が高かった。
イギリスの記者:湿気がとても高い。ジメジメするよ。
暑さとともに苦労していたのは湿気でした。では、こうした暑さと湿気をどうやって乗り越えているのでしょうか。
カナダの記者A:こっちに来る前に(暑さと湿気の)注意をされたので速乾性のシャツを用意したよ。
カナダの記者B:普段はこんな帽子をかぶらないけど、今日はかぶる覚悟をしている。
フィリピンの記者:暑さ対策で、日本に来てから傘を買ったわ。
ベルギーの記者:塩分を補給するために塩タブレットの入った水をたくさん飲んでいるよ。プロデューサーからもらったんだ。
日本人と同じような方法で猛暑をしのいでいます。猛暑が厳しい一方で、日本では天候が激変する恐れも。

フィリピンのメディア関係者:試合が屋外か屋内かによるが、台風があれば競技が難しいだろう。
ベルギーのメディア関係者:台風が来るならどうか大会の後にと神様に祈ったよ。
いまは猛暑モードになっていますが、オリンピック期間の前半と後半で天候がガラッと変わる可能性があるといいます。五輪期間中の後空模様を天達気象予報士が解説しました。
天達気象予報士:台風6号が21日現在沖縄付近にあるのですが、これがあるうちはまだ本州付近は高気圧に覆われるので、福島県のあづま球場など山沿いを除いては、ゲリラ雷雨の可能性は低くオリンピックの会場も晴れるところが多いでしょう。ですが、来週台風が上陸した後、高気圧が弱まってくる。そうすると、26日と27日は平野部でもゲリラ雷雨の可能性が出てきます。猛暑は落ち着いても、天候の急な変化に注意が必要です。
気温の上昇だけでなく、天候の急な変化にも注意が必要なオリンピック期間。リモート観戦でも熱中症の対策は抜かりなく準備した方がよさそうです。
(めざまし8 7月21日放送)

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