なぜ「HAMAZUSHi」を「HAMA-SUSHI」に変えるのか はま寿司の狙い

大手回転寿司チェーンの「はま寿司」は、6月10日からブランドを一新する。店舗の内観・外観や従業員のユニフォームを変更するだけでなく、ロゴデザインも刷新する。

ロゴデザインにおいては、はま寿司の名前の由来となったコンセプトである「世界中の濱から新鮮なネタを」は継承する。平仮名の「は」が入っていることや、波のデザインが採用されていることは新旧で共通しているが、「さらなる発展のため未来志向のデザインに磨き上げた」としている。

国内店舗の看板などにおける英語表記は、これまで「HAMAZUSHi」だったが、「HAMA-SUSHI」に変更する。なぜなのだろうか。

はま寿司を展開するゼンショーホールディングスの広報担当者によると、海外展開を加速させるためだという。はま寿司は中国と台湾に19店舗出店している。今後、さらに海外店舗を増やすにあたって、外国人になじみのある「SUSHI」という表記にする。「はま寿司」の読み方は「はまずし」のまま変わらない。

現在、中国と台湾にあるはま寿司のロゴには「HAMASUSHi」と記載されている。今後は、国内外で「HAMA-SUSHI」に統一する。旧デザインの英語表記で、最後の1文字だけが小文字の「i」なのは、魚が水揚げされた際の水しぶきを表現しているという。

はま寿司はブランド一新に合わせて、公式WebサイトのアドレスやSNSアカウントの表記でも、「hamazushi」から「hamasushi」への移行を進めている。

海外展開ではライバルが先行
大手回転寿司チェーンの運営会社は海外展開を強化している。くら寿司は、米国と台湾に66店舗を出店(2021年5月時点)。将来的にはアジアで200店舗体制を目指すとしている。元気寿司は米国、中国、香港、インドネシアなどに192店舗を展開する(21年3月時点)。スシローブランドの店舗は、台湾、香港、シンガポール、韓国などに49店舗ある(5月時点)。店舗数では、はま寿司はライバルより少ない。ブランド一新でどれだけ巻き返せるか。

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