【速報】議員歳費返上法案見送り受け、自民・岸田氏が緊急申し入れ

自民党の岸田前政調会長は9日、当選無効となった国会議員の歳費返還を可能とする法改正について、自民党がこの通常国会での改正を見送る方針を固めたことを受け、「国民の関心は高い」として引き続きの議論を求めた。
岸田氏は「ぜひ議論は丁寧にやらなければいけないのは承知しているけれど、やはりこの問題について、国民の関心、特に広島の関心は高いと受け止めているので、努力する方向性だけはしっかりと示してもらわなければならないと思っています」と語った。国会議員の給与にあたる「歳費」をめぐっては、おととしの参議院選挙で自民党公認候補として初当選した河井案里氏が、大規模買収事件で有罪判決となり当選無効となったことを受けて、歳費の返納を求める声が挙がっていた。
こうした中、自民党は、歳費の返納を可能にするための歳費法の改正を検討していたが、議員歳費を保証する憲法との整合性などについて、党内から丁寧な議論を求める声があり、16日に会期を迎える通常国会での法改正は困難と判断し、秋の臨時国会以降での改正を目指す方針だ。
岸田氏は、今年4月に河井氏の当選無効に伴う参議院広島選挙区再選挙で陣頭指揮を執り敗北を喫した経験から、「次の衆議院選挙にも大きな影響を及ぼす」として、歳費法改正をはじめとする「政治とカネ」の問題をめぐる党内議論を促していた

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