母の日も“巣ごもり”に商機 キッチン用品やスイーツ人気 花は全国配送の通販好調 千葉県内

「今年こそちゃんと、母の日」。そごう千葉店(千葉市中央区)は昨年、緊急事態宣言の発令で4月8日~5月22日まで食品売り場を除き臨時休業。本格的な商戦は2年ぶりとなった。
「以前は婦人雑貨売り場に用意した『ハンカチと小物のセット』が定番だったが、近年は全く売れなくなった」と担当者。個人のライフスタイルに合わせた実用性の高い商品の需要が高まっており、充実した自宅生活を後押しする良質なパジャマや入浴剤も人気だ。
母の日のギフト選びで特に今年から重視されているのが、持続可能な発展を意味する「サステナブル」という考え方。インテリア雑貨のフロアには、環境に配慮した商品を集めた特別コーナーを開設した。自宅でヨーグルトや甘酒を作り、容器ゴミの削減につながる「発酵フードメーカー」(販売価格5500円)などを並べている。
ホテルニューオータニ幕張(千葉市美浜区)は、自宅でホテル気分を味わえるスイーツを販売。ホテル内の洋菓子店「パティスリーSATSUKI」の「母の日ギフトボックス」(同2700円)やホールケーキが好評だ。新型コロナを受け新たに開始したデリバリーサービスを利用すれば、同居する家族にサプライズを演出できる。
担当者は「『外での食事は控えたい』という人もいる。ぜひ自宅でホテルのケーキを楽しみ特別な一日にして」と呼び掛けた。
イオンリテール(千葉市美浜区)では、贈り物の定番である花が根強い人気を維持している。「店舗カウンターやカタログからの配送が多い」(担当者)といい、売れ筋は例年通り、カーネーションの鉢植えや花束。
販売のピークはゴールデンウイーク中とみられるが、4月下旬時点のカタログ販売は前年同期比110%、オンラインショップ販売は同130%と好調。外出自粛で遠方の家族と会う機会が減ったため、全国配送できる通信販売の売り上げが伸びているという。

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