SNSで話題の”バズるグルメ” 第47回 第5のチーズケーキ「#チーズテリーヌ」

ネット社会の現代では、グルメのブームに火が付くのも”SNSがきっかけ”ということも多い。ここでは、流行に乗り遅れないために知っておきたいSNSで話題の”バズるグルメ”をご紹介。トレンドに敏感なクライアントや同僚たちの前で恥をかかないように、しっかり話題のグルメを押さえておこう。第47回は「#チーズテリーヌ」。

お酒にも合う濃厚な味わいのチーズテリーヌ
甘さがひかえめなチーズケーキは、男性にも人気が高いケーキのひとつ。定番のベイクドチーズケーキにレアチーズケーキ、メレンゲを使ったスフレチーズケーキ、大ブームのバスク風チーズケーキなど多種多様。そしていま第5のチーズケーキといわれているのが「チーズテリーヌ」だ。

テリーヌとは長方形の陶器にいれて作った料理のこと。チーズテリーヌは、テリーヌ型で焼いたチーズケーキを指す。材料やレシピは店により異なるが、一般的にクリームチーズのほかにサワークリームが使われることが多く、さわやかな酸味がある。またシンプルにオーブンで焼きあげるベイクドチーズケーキと違い、天板にお湯を張ってオーブンで湯煎焼き(蒸し焼き)にするのも特徴だ。

味わいは、濃厚でねっとりした舌ざわり。おやつはもちろん、お酒のおつまみにもよく、チーズケーキの中でも大人向けの味わいといえる。

近ごろはカフェや専門店で提供されているほか、コンビニでも購入可能。Instagramで「#チーズテリーヌ」のハッシュタグが付いた投稿は約2.1万件ある。

お花屋さんがプロデュース「h.u.g-flower YOKOHAMA」
まずは、お花屋さんがプロデュースしたユニークな一軒から。2019年9月に横浜にオープンしたグルテンフリーのチーズテリーヌ専門店「h.u.g-flower YOKOHAMA(ハグフラワーヨコハマ)」は、岐阜の生花店「h.u.g-flower」が全面プロデュースしている。

「まるでブーケを束ねるように、ひとつひとつの素材の特徴を生かし、丁寧に組み合わせ、究極のレシピを追求した」という同店のチーズテリーヌは、ふくらみやへこみがなく、焼き色もきれい。乳製品は北海道産のみを使い、グルテンフリーと防腐剤不使用にこだわる。こっくりしつつも、さわやかな軽さのある味わいだ。

パッケージは上品な箔押しのボックスで、同封された花のイラストが描かれたデザインカードにお花屋さんらしいセンスを感じる。テリーヌは6等分にカットされて、それぞれが個包装されている。

定番のチーズテリーヌのほかに、ストロベリーやマロン、ショコラなどを使った季節商品を期間数量限定で販売している。

SNSでは「クリーミーな味わい」「濃厚なのに後味すっきり」といった感想のほか、バニラの風味がしっかりあることから「バニラアイスクリームみたい」という声も。「シンプルなのに美しい」と見た目も絶賛されている。

それにしても、なぜお花屋さんがチーズテリーヌ専門店を? 「以前は花屋にてカフェを併設しており、ランチのデザートメニューの一品として、チーズテリーヌを提供していたのがきっかけです。その後ワインバーをオープンしたため、ティータイムだけでなく、ワインにも合うチーズテリーヌという観点から改良を重ね、現在の商品ができあがりました」(HUG-FLOWER代表取締役 遠藤雄一さん)

実際、SNSにもワインと合わせて楽しむ写真が投稿されている。

2020年12月には岐阜の花屋を、花とチーズテリーヌの専門店「h.u.g-flower GIFU」へとリニューアル。商品は横浜と岐阜の店舗のほか、オンラインでも販売。オンライン注文は全国から入り、毎週完売する人気ぶり。1日に2800本売った実績もある。

「コロナ禍で帰省も厳しいため、遠く離れたご家族やご友人への贈り物としてご注文される方も大勢います。また、ビジネスシーンでの法人需要も多いです」と遠藤さん。個包装なので配りやすく、取引先の手土産にもちょうどよいと好評とのこと。
冷凍に適したチーズを使用「hannoc」
2021年3月に大阪市北区にオープンしたパティスリー&カフェ「hannoc(ハノック)」では、「濃厚テリーヌ -homare-」(チーズ)を店頭とオンラインで販売している。

商品は開業前からオンライン展開も考えて開発したという。通販では冷凍発送となるので、冷凍耐性の高いスペイン産クリームチーズ“ケスクレム”を採用。チーズ以外の食材も厳選し、たとえば砂糖はミネラルの多い奄美大島の洗双糖、生クリームやバターは北海道産だ。

味わいは、商品名のとおり濃厚で、口当たりがとてもなめらか。雑味のないフレッシュさやさわやかな酸味が心地よい。

「こだわっているのは、なめらかな口当たりです。小麦粉を使うとグルテンが発生して硬くなってしまうため、小麦粉ではなくコーンスターチを使用。全卵を使用することで、適度な油分が加わり、よりなめらかな食感を生み出しています。レモン汁などは使っていませんので、感じられる酸味はすべてチーズ由来。コクを出すためにグラニュー糖ではなく洗双糖を使用しております」と同店パティシエの北川雄司さん。

「通常のチーズケーキよりも“大人向け”のチーズケーキです。少しずつカットしてお酒やコーヒーと一緒にお楽しみいただけたらと思います」と同店を運営するドリームラボ広報の赤座祥子さんは話す。
コンビニで本格的な味「セブン‐イレブン」
気軽に楽しめるのが、コンビニのチーズテリーヌ。セブン‐イレブンでは、今年3月より全国(一部地域・店舗をのぞく)で「バニラ香るチーズテリーヌ」を順次発売している。「コンビニで本格的な味わいを楽しめる」と好評で、販売も好調だ。

「2種類のクリームチーズを使用し、チーズの濃厚なコクとバニラの風味がありながらも、ほどよい酸味で後味がすっきりとした味わいに仕上げました。なめらかな食感を引き出すため、生地を丁寧に裏ごししてオーブンでじっくりと焼き上げています」(セブン‐イレブン・ジャパン 商品本部 ベーカリー・スイーツ チーフマーチャンダイザー 郷智彦さん)

SNSでも、「しっとりなめらかで濃厚」「チーズとバニラのいい香り」など、濃厚な口当たりとバニラの風味に対する声が目立つ。パッケージに書かれているとおり、「至福のくちどけ」を堪能できる一品だ。

濃厚な味わいで、少量でも満足感が高いチーズテリーヌは、特別感のあるティータイムにぴったり。おうち時間が長い今、ぜひじっくり味わってみては。

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