東京都医師会の尾崎治夫会長、生放送で東京五輪開催は「ステージ2、感染が100人ぐらいで収まる状況でない限りは、難しい」

東京都医師会の尾崎治夫会長が3日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)にスタジオ生出演した。
番組では、五輪組織委が日本看護協会に対し、約500人の看護師派遣を要請していることを報じた。
今回の要請で反対論が起きているが菅義偉首相は「現在休まれている人がたくさんいると聞いている。可能だと思う」などと述べたことも伝えた。
また、組織委員会が大会中に各会場の医務室などで対応可能な日本スポーツ協会公認のスポーツドクターを200人程度募集していることも伝えた。
さらに大会期間中には、入院が必要な選手などを受け入れる大会指定病院が都内で約10か所、都外で約20か所を確保する方向で調整していることを報じ、選手が感染した場合、指定病院に優先的に入院できるよう病床準備する協力を組織委が求めていることを伝えた。
こうした対応に尾崎氏は「選手だけでなく一般のコロナ患者やひどい熱中症患者が出ると医療スタッフはかなり必要になる。現実的には今の感染状況が改善されないのであれば、五輪開催は無観客か場合によっては中止」と提言した。
さらに尾崎氏は「もし五輪中に今のような感染状況、例えばステージ3、4になっている場合は、確保した病院、恐らく都立病院とか大学病院を中心になると思いますが、そこは国内の患者さんで埋まっている状態であれば、いくらその時に五輪の選手が感染したから空けますよっていっても、そういうことが果たして都民、国民の方に理解されるのかっていうのがあります」と指摘した。

その上で「ですからやはりステージ2とか感染が100人ぐらいで収まる状況を作り出していただかない限りは、私は五輪は難しいし、今の状態であればスタッフのこととか考えれば、無観客開催が可能かどうかをしっかりデータを出して、提示していただくそういう時期だと思うんです」とし「それがダメだったら中止もありますってぜひ、はっきり言っていただいた方がいいと思います」と提言していた。
さらに尾崎氏は「五輪のスポンサーが日本の名だたる企業が名を連ねているわけですから、そういった方の関係する従業員も含めてたくさんの人がいると思うんです。ですから、この機会にぜひ、感染を抑えようというムーブメントをスポンサーが一緒になって国民、都民に呼びかけてやっていただけないかと思っています」と提言した。
続けて「そのぐらいの覚悟があるんだと。それでも五輪をやりたいという気持ちがあれば、私はまたちょっと流れが変わってくる。私自身はアスリートのためにはやりたいと思ってますけどただ、無理に開催したいとは思ってませんけど、そういったことをぜひ、やっていただきたい」と訴えていた。

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