実は知らない自動車税 第3回 自動車税の納付方法でお得なのはどれ?

自動車税は、マイカーの保有者は毎年払う必要がある税金です。納付期限は5月末日(一部の自治体は6月末日)となっています。

毎年数万円ほど払うことになる税金なので、少しでも便利でお得な納付方法がないか知りたい人も多いでしょう。

今回は自動車税の納付で選べる方法、お得な納付方法について分かりやすく解説します。お住まいの地域の自治体で使える方法がどれか、ぜひ調べてみてください。

自動車税の納付方法にはどんなものがある?

自動車税というと、納付書で現金払いをするイメージが強い人もいるかもしれません。しかし実際は、地方自治体の対応状況にもよりますが、以下のような複数の支払い方法から選べます。

・納付書による現金払い (指定金融機関の窓口、コンビニエンスストアなど)
・電子マネー(nanaco、WAON)
・口座振替
・Pay-easy(ペイジー)
・クレジットカード
・スマホ決済アプリ

自動車税で選べる支払い方法は、都道府県の公式ホームページに掲載されています。お住まいの地域ではどの方法が選べるのか、調べてみましょう。
一番簡単なのは納付書を持参しての現金払い

納付書払いは最も簡単な方法で、利用者も多い方法です。キャッシュレス決済はよく分からない、準備するのが面倒と感じる人に向いています。

金融機関以外にコンビニでも受け付けているので、都合の良いときに支払えて便利です。

しかし新型コロナウイルスが心配なため、外出したり現金に触ったりするのに抵抗のある人もいるでしょう。そこでおすすめなのは、キャッシュレスで好きなときに支払える方法です。

Pay-easy(ペイジー)は好きな時に自宅で支払える

ペイジーとは、銀行のオンラインバンキングやモバイルバンキングを利用して、パソコンやスマホで支払う方法です。24時間いつでも好きな時に支払えるので利便性が高いです。

対応している金融機関が多いのも特徴で、銀行・信用金庫・労働金庫などがペイジーに連携しています。利用している金融機関が使えるか、ペイジーの公式ホームページで確認してみましょう。

ペイジーはクレジットカードを持っていなくても利用可能で、手数料も不要です。ただしポイントの付与などはありません。
クレジットカードは決済手数料に注意

クレジットカードもペイジーと同様に、自宅で好きなときに納税できるのがメリットです。納付書をコンビニなどに持参して支払う必要はありません。

また、ポイントが付くのだからお得では?と思う人も多いでしょう。しかしクレジットカード払いは決済手数料がかかる自治体が多いです。

たとえば東京都の場合、以下のような決済手数料が発生します。

上記の例でたとえば還元率1%のクレジットカードを使うと、3万円の納税で300ポイント獲得できますが、240円の手数料がかかるので、実質的に獲得できるポイントは60円分となります。手数料との差し引きで、どれくらいお得になるか確かめるようにしましょう。
電子マネーやスマホ決済アプリは決済手数料がかからないことが多い

一部の自治体では、電子マネーやスマホの決済アプリで納税できることも。電子マネーに関してはWAONを使ってミニストップで、またはnanacoを使ってセブンイレブンで支払える場合があります。

またスマホ決済アプリに関しては、PayPay、LINE Pay、d払い、au PAYなどが対応していることがあります。スマホ決済アプリもペイジーなどと同様に、場所や時間を問わず支払えて便利です。

電子マネーやスマホ決済アプリとクレジットカード払いとの相違点として、多くの場合は決済手数料がかかりません。よってクレジットカードでチャージして支払えば、ポイントが付く分だけお得になります

ただし、ポイントが付くクレジットカードは限られているケースもあることに注意しましょう。たとえばPayPayなら、ヤフーカードのみがポイント付与の対象です。
まとめ: キャッシュレス決済での支払いが便利でお得

自動車税にはさまざまな納付方法がありますが、場所や時間を選ばずに支払えて便利なのは、下記の3つです。

・Pay-easy(ペイジー)
・クレジットカード
・スマホ決済アプリ

いずれもキャッシュレス決済で、最初だけ準備が必要ですが、他の支払いにも使えるので利便性が高いです。人や現金との接触を避けられるので、新型コロナが心配な人にも適しています。

ペイジーはオンラインバンキングやモバイルバンキングで支払えます。対応している金融機関は、銀行・信用金庫・信用組合などたくさんあるのもメリットです。

クレジットカードはポイントが付きますが、決済手数料が発生するのがデメリットです。
スマホ決済アプリは決済手数料がかかりませんが、ポイントが付くクレジットカードが限定されていることがあることに注意しましょう。

安藤真一郎 あんどうしんいちろう マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。 多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。 ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。 ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。 この著者の記事一覧はこちら

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