先輩ママに聞いた「小学生の生活のリアル」 第9回 子どもの1人での外出は何才から? 親が不安なことは「交通事故」「不審者」

小さいうちは全てが親と一緒でも、成長するにつれ自分自身でできることが増えていく。そんな我が子の成長過程において、さまざまな思いや葛藤もあることだろう。

子ども1人で外出するというのもまた、そんな大人への第一歩だが、親としては心配や不安が目白押しの一大イベントでもある。そこで今回は、小学生の子どもを持つマイナビニュース女性会員167人に「子ども1人での外出で不安に思うこと」などを聞いてみた。

Q.お子さんはいつ頃から1人だけで外出するようになりましたか?(登下校や送迎付きの習いごとを除く)

1位「1人で出かけたことはない」(21.0%)
2位「4年生」(20.4%)
3位「1年生」(18.6%)
4位「2年生」(12.0%)
5位「5年生」(10.8%)
6位「3年生」(10.2%)
7位「6年生」(6.0%)
8位「小学校入学前」(1.2%)

Q.登下校や送迎付きの習いごとを除いて、お子さんが子どもだけで行くところについて教えてください(複数選択可)

1位「公園など遊び場」(61.4%)
2位「友人の家」(55.3%)
3位「習いごと(送迎なし)」(28.8%)
4位「スーパーなどお店」(25.8%)
5位「祖父母など親族の家」(10.6%)

Q.お子さん1人での外出について、不安に思うことなどがあれば教えてください(自由回答・任意)

「事件やトラブルなどに遭わないか」
・「まだ2年生なので、不審者について行かないか不安はあります」(38歳/教育/専門サービス関連)

・「まだ体が小さいので、交通事故や車に連れ込まれたりする可能性がある」(49歳/その他/その他・専業主婦等)
・「誘拐などの子ども特有の被害に合わないか」(48歳/その他/その他・専業主婦等)
・「電車の中で不審者に会うこと」(33歳/ソフトウェア・情報処理/販売・サービス関連)
・「犯罪に巻き込まれないかどうか」(47歳/食品/営業関連)
・「犯罪やトラブルに巻き込まれないか」(47歳/人材派遣・人材紹介/IT関連技術職)
・「犯罪や事故に巻き込まれること」(36歳/その他/クリエイティブ関連)
・「昼間でも、人気のないところは通らないように言っている」(47歳/その他/その他・専業主婦等)
・「不審者との遭遇がないか」(45歳/その他/その他・専業主婦等)
・「不審者や事故に合わないか、ケガしないか、など」(46歳/その他/その他・専業主婦等)

「交通事故などに遭わないか」
・「交通ルールを守れているかが心配」(41歳/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「自転車の運転が雑なので、事故に合わないか心配になる」(41歳/サービス/事務・企画・経営関連)
・「危険な目に合わないか」(41歳/その他/その他・専業主婦等)
・「自転車などにぶつかったりして怪我をしないか」(30歳/その他/その他・専業主婦等)

「きちんと帰ってこられるか」
・「きちんと迷子にならずに帰宅できるか」(31歳/その他/その他・専業主婦等)

・「ちゃんと時間までに帰ってくるか心配」(40歳/その他/その他・専業主婦等)
・「冬は日が暮れるのが早くて、帰り道が心配」(49歳/その他/その他・専業主婦等)
・「寄り道をしないか」(44歳/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「ついつい楽しくて暗くなるまで遊んでしまうことがあり、帰り自転車や歩きで一人で帰ってくるとき心配になる」(39歳/鉱業・金属製品・鉄鋼/事務・企画・経営関連)

「他人に迷惑をかけていないか」
・「よそのお宅にご迷惑をかけていないか」(47歳/その他/その他・専業主婦等)
・「挨拶はできているかなど」(39歳/サービス/その他・専業主婦等)

Q.お子さん1人での外出について、決めているルールなどがあれば教えてください(自由回答・任意)

「行き先・帰宅時間・遊び相手を知らせる/門限を守る」
・「17時になったら帰ること」(歳/その他/その他・専業主婦等)
・「暗くなる前に帰る」(26歳/インターネット関連/メカトロ関連技術職)
・「放課後のチャイムが鳴る前に帰宅すること」(45歳/その他/その他・専業主婦等)
・「季節によって帰宅時間を決める」(49歳/その他/その他・専業主婦等)
・「きちんと行き先を告げること、暗くなる前に帰ること」(43歳/ガラス・化学・石油/技能工・運輸・設備関連)
・「どこに誰と行くか、何時に帰るか言うこと」(41歳/フードビジネス/その他・専業主婦等)

・「遊ぶ相手を必ず伝える。門限は18時」(45歳/その他/その他・専業主婦等)
・「どこへ、誰と行くのか、何時に帰るのかを確認してから遊びに行かせる」(38歳/その他/その他・専業主婦等)
・「決められた時間に帰るようにすることと、誰と遊びに行くか報告するようにしている」(39歳/鉱業・金属製品・鉄鋼/事務・企画・経営関連)
・「行き先を言う、帰宅時間を守る、車に気をつける」(36歳/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

「知らない人と話さない、着いていかない/防犯意識を持たせる」
・「とにかく知らない人にはついて行かないことを徹底しています」(38歳/教育/専門サービス関連)
・「危ないとこには行かない。知らない人についていかない」(42歳/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「危ない目に遭いそうになったら、防犯ブザーをつかったり近所の人に助けを求める」(36歳/その他/クリエイティブ関連)
・「知らない人にはついて行かない」(31歳/その他/その他・専業主婦等)
・「必ず、防犯ベルを直ぐ出せるようにして外出する」(45歳/その他/その他・専業主婦等)
・「なるべく遠回りでも人通りのある道を通り、友だちと一緒に歩くように言っている」(47歳/その他/その他・専業主婦等)

「必ず連絡を入れる」
・「スマホで連絡する」(43歳/サービス/その他・専業主婦等)
・「時間までに帰ってくる。自転車ではいかない。最初に行くと言っていたところから移動するときは、連絡を入れる」(46歳/その他/その他・専業主婦等)

・「携帯電話を持たせているので、時間と場所をはっきり連絡する」(49歳/その他/その他・専業主婦等)

「その他」
・「自転車に乗るときはヘルメットをする」(49歳/その他/その他・専業主婦等)
・「まっすぐ帰ること」(26歳/コンピューター機器/メカトロ関連技術職)
・「決められたエリアに限定」(40歳/サービス/専門職関連)

総評
小学生の子どものいるマイナビニュース会員に、子どもがいつ頃から1人だけで外出するようになったかを訊ねたところ(登校や送迎付きの習いごとを除く)、「1人で出かけたことはない」(21.0%)が最多となった。以下、2位「4年生」(20.4%)、3位「1年生」(18.6%)、4位「2年生」(12.0%)、5位「5年生」(10.8%)、6位「3年生」(10.2%)、7位「6年生」(6.0%)、8位「小学校入学前」(1.2%)の順となった。

子どもだけで行くところについては、1位は6割以上が挙げた「公園など遊び場」(61.4%)となった。2位「友人の家」(55.3%)も5割を超えている。以下、3位「習いごと(送迎なし)」(28.8%)、4位「スーパーなどお店」(25.8%)、5位「祖父母など親族の家」(10.6%)と続く。

子ども1人での外出について、不安に思うことに関しては、「事件やトラブルなどに遭わないか」「交通事故などに遭わないか」「きちんと帰ってこられるか」「他人に迷惑をかけていないか」などが主なものとして寄せられている。

今回の回答では「交通事故や誘拐など」「交通事故や連れ去り」「車の事故。誘拐。相手の方に失礼がないか」など複数のポイントを挙げるものも多かったが、いずれも子を持つ親としては当然の心配事だろう。とくに子どもを狙った誘拐や不審者との遭遇には神経を尖らせるところだ。

家庭でのルールとしては、「行き先・帰宅時間を確認する」「遊び相手を教える」「門限を守る」「知らない人と話さない、着いていかない」「防犯意識を持たせる」「必ず連絡を入れる」などが寄せられている。これらはみな、先に触れた事件や事故を未然に回避するための策として採られている。これらのルールを複数設けることで、対策を万全なものとしている人も多くいた。

子どもが一人で外出し、無事に帰ってくる。”可愛い子には旅をさせよ”ではないが、子どもが独り立ちするための通過儀礼として、その重要性を認識している人も多いだろう。ただ同時に、そのためには子どもが安全に外出できる環境を用意することも不可欠だ。

SNSの浸透なども含め、子どもたちを取り巻く状況も激変しており、思わぬトラブルに巻き込まれる危険性もこれまで以上に増している。子ども1人での外出を通じて成長を促しながら、その安全を確保することの難しさ。今回は、そんな保護者の心情の一端を察することのできるアンケート結果になったのではないだろうか。

調査時期: 2021年4月2日~2021年4月12日
調査対象: 小学生の子どもがいるマイナビニュース女性会員
調査数: 167人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません

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