先輩ママに聞いた「小学生の生活のリアル」 第7回 子どものお小遣いに関する悩みやトラブルは? 「毎月借金」「無駄遣い」

小学生にとって定期的にお小遣いをもらい、それを自分の意志で使うことは、どこか自分が大人になったような、ささやかなプライドを刺激される出来事の一つだろう。欲しいものを、気兼ねなく買えるという喜びも大きいはずだ。

一方で親の立場からすれば、我が子が与えたお小遣いを無駄遣いせずに、きちんと計画性を持って使うかどうかを見守ることになる。今回は、小学生の子どもを持つマイナビニュース女性会員167人に「子どものお小遣いについての悩みやトラブル」などについて聞いてみた。

Q.お子さんにお小遣いを渡していますか?

「渡している」(68.9%)
「渡していない」(31.1%)

Q.お小遣いについて悩みやトラブルなどがあれば教えてください(自由回答・任意)

「1年生」
・「何に使うか知りたい」(36歳/サービス/営業関連)
・「何年生にどれくらい渡すものなのか、他の家庭が気になる」(37歳/教育/専門サービス関連)
・「お菓子やおやつなど以外に必要なものがでた時に、どこまで必要なものとして認めるのかが難しいです」(47歳/食品/営業関連)

「2年生」
・「無駄遣いが多くて不安」(31歳/その他/その他・専業主婦等)
・「前借りしてくる」(32歳/ドラッグストア・調剤薬局/専門サービス関連)
・「お金が、計算が合わなくなってくることがある」(26歳/官公庁/その他・専業主婦等)

「3年生」
・「おこずかいの使い方に計画性がないときに、どう教えるか悩む」(48歳/その他/その他・専業主婦等)

・「周りはもう少し多いので、合わせたほうがいいのか」(35歳/食品/その他・専業主婦等)
・「今まではお小遣いでゲームソフトの購入をしていましたが、現在はオンラインゲームにはまり課金をしたがるようになり、友だちが持っている課金アイテムも欲しがるようになってしまった。新しいアイテムが次々に入れ替わるので、あれも欲しこれも欲しいとキリがない」(41歳/その他/その他・専業主婦等)

「4年生」
・「もう少し上げたいが、迷っている」(26歳/システムインテグレータ/IT関連技術職)
・「”もっともっと”の、おねだりがひどい」(45歳/通信関連/事務・企画・経営関連)
・「計画性がなく、貯金ができていない」(43歳/流通・チェーンストア/事務・企画・経営関連)

「5年生」
・「無駄遣いすること」(26歳/インターネット関連/メカトロ関連技術職)
・「金額が多いのか少ないのか、分からないこと」(37歳/専門店/その他技術職)
・「友だちとの金銭トラブル」(42歳/その他/その他・専業主婦等)

「6年生」
・「お小遣いをあげるとすぐに使ってしまって、計画的に使うことができないこと」(41歳/サービス/事務・企画・経営関連)
・「お友だちはもっと貰っているなど、周りと比較してお小遣いアップを要求される」(49歳/その他/その他・専業主婦等)
・「おやつを買わせるためにお小遣いを渡すことにしたが、お菓子を買わずにゲームのプリペイドカードを買うようになってしまった」(45歳/その他/その他・専業主婦等)

・「お小遣いでは足りず、お金を貸してあげたら当たり前のように、ほぼ毎月借金するようになってしまった。将来が心配」(49歳/その他/その他・専業主婦等)

総評
調査の結果、今回回答してくれた人のうち、子どもにお小遣いを渡している人は68.9%と、7割近くの比率となった。なんらかの「お小遣い制」を採用している家庭が多数派のようだ。

お小遣いについての悩みやトラブルなどを、自由回答にて教えてもらった。全体的に、「使い方に計画性がない」ことや「無駄遣いをする」こと、あるいは「お小遣いの金額の妥当性」や「値上げの要求」に悩む声が多かった。

とくに「無駄遣い」については、お小遣いの使い道を子どもの自主性に任せたいと思う一方で、親の目から見てあまりに計画性のない使い方をされてしまうことに葛藤する姿が見受けられる。

また高学年では、「友だちとの金銭トラブル」(5年生)や、「お小遣いでは足りず、お金を貸してあげたら当たり前のように、ほぼ毎月借金するようになってしまった」(6年生)など、先々の展開が少々心配になってしまうようなコメントも。

お金を自分の意志で計画的に使えるようになることは、子どもから大人へと成長する、第一歩と言えるだろう。その意味で、決まったお小遣いを渡すというのは、子どもの成長を促す教育の一環でもある。

ただ一方では無駄遣いや、お金を発端としたトラブルなどへのケアも欠かせない。そういった部分では、お小遣いはそれを渡す親の責任も問われると言えるだろう。今回のアンケートは、そんな親の悩みの一端がわかるものになっているのではないだろうか。

調査時期: 2021年4月2日~2021年4月12日
調査対象: 小学生の子どもがいるマイナビニュース女性会員
調査数: 167人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする