目閉じたまま一礼=河井被告、求刑に―参院選買収

東京地裁で30日開かれた参院選買収事件の論告求刑公判。懲役4年を求刑された河井克行被告(58)は、目を閉じたまま検察官に向かってゆっくりと一礼した。
午前10時20分ごろから始まった検察側の論告は、昼の休廷を挟み、午後2時前まで続いた。黒っぽいスーツを着た河井被告は、ほとんどの時間で目を閉じ、椅子に深く腰掛け背筋を伸ばしてじっと聞いていた。
「公選法に違反すると思っていた」「投票取りまとめの趣旨だと思った」。現金を受け取った地元議員らの証言が次々と読み上げられると、眉間にしわを寄せたり、首をかしげたりした。深呼吸するかのように少し肩を上下させた場面もあった。
「被告人には相当期間の矯正施設での処遇が必須だ」。論告の終盤に差し掛かり、求刑の直前になると膝の上で手を組み、薄目になった後、再びしっかりと目を閉じた。
論告に先立ち、当選同期の衆院議員から同被告のこれまでの功績や早期の社会復帰を求める上申書が弁護人によって読み上げられた際は、前を向いて深々と頭を下げた。

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