造幣局名物「桜の通り抜け」が2年連続中止に 動画公開した観光局の想いを聞いた

(画像提供:大阪観光局)「桜の通り抜け」とは、毎年4月中旬頃の桜の開花時に、造幣局構内・旧淀川沿いの全長約560mの通路を一般花見客のために1週間開放すること。今年は8日から14日までの予定だったが、大阪の新型コロナウイルス感染拡大の影響から2日に急遽中止となった。
■約115万人が来場の時期も1883年に始まった桜の通り抜けは、今では浪速の春を飾る風物詩として人々に愛されている。2005年には期間中に約115万人が来場するなど、毎年楽しみにしているファンも多い。今年はコロナ禍でハガキによる事前申し込み制としたが、4万人の応募があったという。締め切り後も問い合わせが相次ぐ人気ぶりだった。造幣局内の今年の桜は137種336本。一般的にソメイヨシノが有名だが、桜には500種類以上あるそうだ。
関連記事:今日にも広島で開花宣言か 東京・靖国神社の桜、現在の開き具合は…■今年の花は楊貴妃造幣局では通り抜けの桜に親しみを持ってもらえるように、数多くの桜の品種のうちから一種を「今年の花」として選んでいる。今年の花は「楊貴妃(ようきひ)」。昔、奈良地方にあった桜で、つぼみは紅色だが、開花時には薄紅色となり、花色も優れ豊満。当時の人達が中国の楊貴妃を連想し、そのように名付けられた。今年は「松前花都(まつまえはなみやこ)」という北海道松前町の桜研究家が交配育成した桜も登場。
■大阪観光局が特別に撮影局内の桜は8日に一番の見頃を迎え、花びらが緑色や黄色の珍しい桜も咲き誇っている。大阪観光局は特別に許可を取って、園内の撮影を実施。残念ながら中止となってしまいました
#造幣局の桜の通り抜け 特別に許可を得て、今年の桜たちの様子をお届けします来年こそは元気に会えますように pic.twitter.com/BC7LsH6M8v 大阪観光局【公式】 (@Osaka_Tabilog) April 6, 2021担当者は、しらべぇ編集部の取材に対して「コロナ禍で残念ながら見に行けない皆さんに、楽しんでいただきたいとの想いで撮影した」と述べた。

(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち)

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