コロナ療養施設に改修も未使用=費用48億円、五輪警官宿舎―新型コロナ

東京五輪・パラリンピックで警備に当たる警察官用の宿舎が、新型コロナウイルスに感染した軽症者用に改修されたものの、未使用のまま元の宿舎に戻されることが7日、関係者への取材で分かった。改修費用は総額約48億円。東京都がホテルでの受け入れを優先したためという。
宿舎はプレハブ造りで、大会警備のため全国から派遣される警察官用に昨年、東京都江東区と江戸川区、大田区の臨海部4カ所に建てられた。大会が1年延期されたこともあり、政府は同4月、新型コロナの軽症者を800人規模で受け入れる施設への改修を決定。約37億円を掛け、相部屋だった部屋に仕切りを設けて個室にしたり、看護師が常駐するスペースを設けたりした。
しかし、軽症者の療養先を判断する都はホテル利用を優先し、宿舎は使用されなかった。大会の開催を今年7月に控え、警察庁は4月から約11億円を掛け警察官宿舎への再改修を始めた。

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