大阪で見回り隊出発式、まん延防止措置適用スタート

大阪、兵庫、宮城の3府県で5日、新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」が始まった。期間は5月5日まで。大阪、神戸、尼崎、西宮、芦屋、仙台の6市では飲食店に対する午後8時までの時短営業を要請、一部では行政による協力状況や感染対策の見回りも始まった。
6市以外でも一部市町村で、飲食店に午後9時までの時短営業を要請、住民に不要不急の外出自粛も呼びかける。大阪府では重症用病床の使用率が近く70%に達し、医療非常事態宣言を出す見込みだ。大阪市の繁華街・梅田周辺の飲食店にはこの日夕方から、大阪市や府職員による「見回り隊」が出動。各店舗ごとに換気状態の確認、パーティション設置要請を行い、マスク会食のお願い用紙を配布した。
大阪駅前の第3ビル内にある漁魚専門隆勢丸の青崎隆介代表(42)は「商業ビル内の飲食店は窓がなく、換気はビルが一括して行っているので各店舗でというのは難しい。パーティションは指導があったので、お客さんの頭の上から肩下までくるように、ビニールシートを閉店後から用意しています」と話した。マスク会食はドリンク注文時に声がけしているという。
仙台市のホテルメトロポリタン仙台の日本料理店には、宮城県と市の職員が訪問。営業時間の変更状況を聞き取り、座席の間隔や換気設備を確認した。居酒屋「一か八か」を営む菅井勇希さん(37)は1年以上続くコロナ禍に「このままでは国分町が壊滅してしまう」と嘆いた。
兵庫県では態勢が整わず、5日の見回り開始は見送った。菅義偉首相は参院決算委員会で「対策に奇策はない」として見回り徹底の必要性に言及した。

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