芥川賞作家、津村節子氏の記念碑=埼玉県狭山市〔地域〕

埼玉県狭山市の八幡神社に芥川賞作家の津村節子氏の記念碑が建立され、3日除幕式が行われた。津村氏にとって狭山は第二の故郷で、石碑の表には著書「星祭りの町」の一節と津村氏のサインが入り、裏には津村氏の経歴が刻まれている。
津村氏は1928年に福井市で生まれ、その後、上京。母の生地である入間川町(現在の狭山市入間川)には幼少時から訪れており、太平洋戦争が激化した44年には疎開。8年余りを過ごした。37歳のときに「玩具」で女性6人目となる芥川賞を受賞。「星祭りの町」では稲荷山や八幡神社など当時の入間川町の様子が描かれている。
建立委員会代表の大野松茂氏は「先生の地域への深いつながりは大きな誇り」とあいさつ。幼少時に夏休みで訪れた際は八幡神社でよく遊んでいたという津村氏は「(入間川は)第二の故郷。懐かしくて懐かしくて、故郷に碑が立ったのはうれしくて、たびたびこれを見に来たいと思う」と語った。

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