森田健作前知事が引継書を手にガッツポーズ 千葉県庁で熊谷知事へ引継ぎ

千葉県知事選で過去最多の140万票余りを獲得して初当選した熊谷俊人知事(43)が5日、千葉県庁に初登庁し、森田健作前知事(71)との引継ぎを行った。両者の色が濃く出た対面だった。
熊谷氏は県職員や県民など約100人に迎えられ、初登庁。花束を受け取ると「頼りにしています」などと職員ひとりひとりに丁寧に声をかけた。初めて知事室の椅子に座ると、「これまでは来客側では来ていましたけど、これからは執務をする側ということで。改めて630万県民の皆様方に答えていける、そうした県庁をここから始めていかなければいけない」と決意を表明した。
一方、森田氏は引継書の受け渡しのため応接室に入り、熊谷氏を見つけたとたん「おおー! おいっす! おめでとう! ハハハハハ」とハイテンションで肘タッチ。席に座ると、「どうだい、元気かい? ちょっと太った?」とさっそく会話の主導権を握った。熊谷氏は「あんまり変わらないのですが、ちょっとホッとしたのかもしれません」と答えたが、森田氏は続けざまに「俺は選挙の時はいつもやせてたけどな!」とかぶせ、豪快に笑った。「ほんじゃ、サインしようよ!」と引継書にサインし「お世話になりました」とあいさつをした。
サインが終わり、ツーショットの撮影になると、森田氏は肘タッチポーズを要求。「それ(引継書)持たなくていいんですか?」と熊谷氏が笑いながら指摘した。すっかり証書の存在を忘れていた森田氏に報道陣からも笑いが漏れた。撮影中も”森健劇場“は終わらず。引継書を手に直立する熊谷氏と「よし、がんばろう! がんばろう 千葉県!」とガッツポーズをする森田氏。どちらが新知事なのか分からなくなるような状況になり「俺がやっちゃおかしいか!」と自らツッコミ。熊谷氏も「最後まで森田さんらしいですね」と笑うしかなかった。
最後は熊谷氏が「12年間お疲れ様です」とねぎらった。「ありがとう、何とかアクアラインの800円を維持してくれよ」という森田氏に「もちろんです」。森田氏は手をポンとたたいて「がんばって! よっ! じゃあな!」と意気揚々と去って行った。部屋には笑い声が残った。

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