「崇められる長老ワニを仕留めてお財布に」 有名トロフィーハンターに批判殺到

(zorandimzr/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)米国のある女性トロフィーハンターが、ザンビアで地元民が長年崇めてきた長老のワニを銃殺。それをSNSに笑顔で報告し、世間のひんしゅくを買っているようだ。『Mirror』『CNN』など英米の大手メディアが続々と伝えている。
■「戦利品」として誇示米国・フロリダ州出身の33歳の美人ハンター、ラリサ・スウィトリク(LarysaSwitlyk)さん。そんな彼女に「良心のかけらもない冷酷非道さ」と批判が殺到している。ラリサさんは、家畜や農作物などに被害を与える動物の「駆除」ではなく、仕留めた動物を「戦利品」として誇示することを楽しむトロフィーハンターで、カナダの狩猟専門にも出演している。これまでビッグ5(ライオン、ヒョウ、ゾウ、サイ、バッファロー)を含む116種類の動物を殺した経験があるという。
関連記事:「狩猟本能」全開の本田翼に共演者タジタジ 「あぁぁぁ必殺技あたんねぇ!」■「お財布に」と笑顔で報告そのラリサさんがザンビアに滞在し、地元民が崇め奉っていた60歳のナイルワニを仕留めた。体長は4.5メートルもあると自慢し、SNSで嬉しそうに「お財布にする」と報告している。しかし、その写真は地元の人々を激怒させた。ナイルワニの若い雄は血気盛んなことで知られ、長老の雄のワニの存在は、彼らの暴走を抑えるうえで大切な役目を果たしていたからだ。

■動物保護活動家もフォローラリサさんに憧れを抱いている女性フォロワーは、「何と美しいワニ。最高の戦利品ですね」「素晴らしいお財布になりますよ」などと絶賛。だが、監視のためにフォローしている動物保護活動家なのか、「それは動物虐待。あなたは罪もない動物を殺して喜ぶ非道な女」といったコメントも見受けられる。2015年、ジンバブエでその土地の「主」と呼ばれた人気のライオンを撃ち殺した米国の歯科医は、その後に世間から大変な嫌がらせを受けていた。トロフィーハンターに対する世間の風当たりはじつに強い。
■大金が転がり込むせいで…アフリカでは、年間500頭を超えるライオンが、トロフィーハンターたちに銃で撃ち殺されている。貧困にあえぐ地域が多いこの大陸で、金持ちのトロフィーハンターたちが支払う狩猟許可証や、1千万円前後になることもあるガイド付き狩猟参加料は重要な収入源だ。そのため「密猟よりはるかにマシ。個体数を保ちながら大金が転がり込む狩猟ビジネスを、維持していくことが賢明だ」と考える政治家も少なくないという。 (文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)

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