聖火リレー、週末の混雑警戒=見物客の「密対策」徹底―岐阜

新型コロナウイルスの感染対策に配慮しつつ、各地を回る東京五輪の聖火リレー。4日には週末として初の県庁所在地となる岐阜市も通過する。著名人がランナーを務めることから多くの見物客が予想され、岐阜県実行委員会は沿道に配置するスタッフを増員するなど「密対策」を徹底している。
リレーは3、4日に岐阜県内を巡り、出発地は中津川市の宿場町、馬籠宿。県実行委はランナーや観客の安全確保を理由に、狭い沿道での応援を規制した。落下物などを防ぐため、コース沿いの住宅2階からの観覧も控えるよう呼び掛けた。
日本家屋が立ち並び、石畳の道が続く馬籠宿は観光地としても人気が高く、この日は県内外から多くの人が詰め掛けた。車は通れず、ランナーの周囲を警察官らが取り囲むようにして警備に当たった。
夫婦で訪れた中津川市の無職今井完二さん(67)は、「もっと(人が)少ないと思っていた」と驚いた様子。「あまりしゃべらないで、見るだけにして帰る」とやや不安そうだった。
浜松市から訪れた50代の会社員男性は「(聖火リレーは)一生に一度見られるかどうか。距離が取れない所もあるが、仕方がない」と語った。
4日には人口40万人を超える岐阜市の中心部を聖火が駆け抜ける。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんがランナーを務めるなど人の密集が予想される。
県実行委は観覧エリアを設け、沿道の人数を制限するなどの対策を実施。担当者は「現地ではなく、インターネット中継を見てほしい」と話した。

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