美味しそうだけど「食べられないスイーツ」が話題 元パティシエの作家に聞いた

(写真提供:Liccaさん)いつもの「おうち時間」を少しグレードアップさせる「本格スイーツ」を、オンラインでお取り寄せする需要がコロナ禍で高まっている。そんな中、実際に購入できる「食べられない」スイーツが話題を呼んでいる。
■本格パティシエを断念した訳作家のLicca(リカ)氏は、パティシエを目指し、ケーキ店で3年間修行を積んでいた。本格的スイーツ店を自身で経営することが、当時の夢だったが、体調を崩し、突如味覚障害に襲われた。生命線である味見ができなくなってしまったことで、パティシエの道をやむなく断念。その当時「フェイクスイーツ」が大流行してため、それを見たLicca氏は、「これだったら味覚障害があってもできる」と思い、新たな人生をスタートさせた。
関連記事:3969万通りのカスタムオーダーパフェが話題 その秘密を店に直撃■出品商品はほぼ売り切れフェイクスイーツ歴は、今年で8年目になり、2年前からはインターネットサイト「minne」(ミンネ)で、「食べられない洋菓子店ーアリア」をオープン。出品している商品は、ほぼ売り切れ状態になるほどの人気となっている。

(写真提供:Liccaさん)
■永久保存できるスイーツこれらの作品は、いずれも樹脂粘土で作られており、まず手でこねてスイーツの原型を作る。その後、自家製のストローやたわし、つまようじ、化粧用スポンジなどで微妙な凹凸をつけていく。最後に絵の具で色を塗り完成。

(写真提供:Liccaさん)同じタイプの作品を数個つくるために、約1ヶ月かかるそうだ。完成後は固くなっているため、永久保存できるのも特徴。■架空の野菜にも挑戦最近では、ツイッターフォロワーに喜んでもらおうと、いちごのヘタの部分がブロッコリーになっている「ストロッコリー」をつくり、投稿。粘土でストロッコリーをつくりました pic.twitter.com/epzykUZZLg 粘土オタク(アリア) (@AriaClay) March 29, 202131日午後2時現在10.9万件のいいねが押されている。返信欄には「『粘土』と書かれていますが、何度見ても本物に見えます!」といった感想が寄せられている。「感想を頂けることは、創作活動の励みになる」Licca氏は語る。
■未来への夢これだけの素晴らしい作品をつくれるコツについて、Licca氏は「8年間続けてきた継続のたまものです」と話す。今は一日中粘土でのスイーツづくりに没頭しているそうだ。

(写真提供:Liccaさん)最後に、「ファンである『モーニング娘』のミュージックビデオ撮影に、自身の作品を使ってもらうことが夢です」と未来への想いについて述べた。

(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする