国内スタートアップ資金調達金額ランキング 1位は動画やSNSサービスの「オープンエイト」

成長産業支援事業を手掛けるフォースタートアップス(東京都港区)は、同社が運営する情報プラットフォーム「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」に、2021年1月の「国内スタートアップ資金調達金額ランキング」を公開した。

調達金額上位5社の平均額は、20年1月では37.7億円だったが、21年1月の平均は15.5億円と、大型の資金調達は例年に比べ少ない結果となった。

1位は、動画編集クラウド「VIDEO BRAIN」やSNS投稿・分析サービス「Insight BRAIN」を提供するオープンエイトで、JPインベストメント、スパークス・グループ、日本政策金融公庫から総額30億円の資金調達をし、トップとなった。

2位は、パーソナル栄養検査サービス「VitaNote」などを提供するユカシカドで、前澤ファンド、日本政策金融公庫などから総額15億円を、3位のマイカーリースサービスを提供するナイルは12億8000万円を、それぞれ資金調達した。

カテゴリー別の結果は?
カテゴリー別ではヘルスケア・美容分野が3社と最も多く、人事、医療・介護、金融分野が2社と続いた。ヘルスケア・美容分野では、ユカシカド、LEAN BODY(資金調達14位)、HERBIO(19位)の3社。医療・介護分野では、ジェイファーマ(11位)、凜研究所(15位)がランクイン。LEAN BODYは、オンラインフィットネス動画配信サービス「LEAN BODY」を運営している。自宅で過ごす時間が多い昨今の情勢も追い風となり、20年の利用者数は昨対比約900%の伸びを見せた。

厚生労働省によると、25年に日本の65歳以上の高齢者の割合は30.3%になると予想。出生数は19年に戦後初めて90万人を割り、約86万人となった。また、経済産業省の資料では、16年度に約25兆円であったヘルスケアの国内市場規模は25年には約33兆円にまで増大すると推計されている。少子高齢化が進む日本において、健康寿命を伸ばすことが課題となっていて、ヘルスケア分野に注目が集まっている。

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