50代男性6割が「役職定年後、新たな仕事に挑戦できそうもない」と回答

第一生命経済研究所は2月22日、「50代男性の働き方とキャリア意識に関する調査」の結果を発表した。調査は2020月8日26~27日、全国の50代男性2,000名(大学卒業以上の正社員対象、現業職を除く)を対象にインターネットで行われた。

これまでの職業人生を振り返り、自分の希望する仕事ができたと思っている人の割合を調べたところ、44.1%が「自分の希望する仕事を担うことが多かった(「やや」を含む)」と回答。その割合は、企業規模が小さい企業に勤めている人の方が高い傾向に。また、「自分の意思で仕事を進められる」かどうかを尋ねたところ、こちらも企業規模が小さい企業に勤めている人の方が「あてはまる」と回答した人が多く、総じて、小規模企業で働いている人の方が自律的に仕事ができることを実感していることがわかった。

勤務先における役職定年制度の有無を尋ねたところ、33.4%が「役職定年制度がある」と回答。その割合は、30人未満の企業では9.1%と1割未満であったが、1,000人~5,000人未満の企業では43.1%、5,000人以上では46.6%にのぼり、役職定年制度の導入割合は企業規模によって大きな差があることがわかった。

役職定年を迎えた人の職業人生(セカンドキャリア)に対する意識について尋ねると、「これまで経験のない新たな仕事に挑戦すること」に「自信がある(「やや」を含む)」の割合は30.3%であり、「実現できそうもない(「あまり」を含む)」は61.8%と、「実現できそうもない」人が大多数を占める結果に。また、「これまでの経験を活かして、より難易度の高い仕事に挑戦すること」についても同様となり、50歳代の多くがセカンドキャリアに対して挑戦的とはいえないことがうかがえた。

最後に、現在の勤務先企業以外に定期的・定例的に活動する場(以下「アクティビティ」)があるか尋ねたところ、「ある」と回答した人は31.7%にとどまった。具体的なアクティビティの内容としては、「スポーツ系の活動」が最も多く16.1%、次いで「地域やコミュニティでの活動(町内会や自治会を含む)」(8.4%)、「社外での勉強会等への参加」(5.4%)、「ボランティア活動」(5.0%)と続いた。

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