覚せい剤密輸事件で無罪=「故意か断定できず」―東京地裁

郵便を使い、米国から覚せい剤を密輸しようとしたとして、覚せい剤取締法違反などの罪に問われた相模原市の男性(44)の裁判員裁判の判決で、東京地裁(平出喜一裁判長)は22日、無罪(求刑懲役8年、罰金300万円)を言い渡した。
男性は「知人から、コロナで日本に戻れない外国人の荷物を受け取るよう頼まれた」と違法性の認識を否定。検察側は「依頼内容自体が不自然で、報酬の約束もあった」と主張したが、平出裁判長は、依頼や報酬の約束があったことは認める一方、「何らかの報酬があるというだけで、違法な物の輸入に関わると認識することは容易ではない」と指摘し、「男性に密輸の故意があったとは断定できない」と述べた。

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