大阪女児ら2人誘拐容疑の男が否認、無罪主張

2019年11月、インターネット交流サイト(SNS)で知り合った大阪市の小学6年女児=当時(12)=と茨城県の女子中学生=同(15)=を誘拐したとして、未成年者誘拐などの罪に問われた栃木県小山市の無職伊藤仁士被告(36)の初公判が22日、水戸地裁(中島経太裁判長)であった。伊藤被告は「甘言を用いて誘惑していないし、むりやり暴行もしていない」などと述べ、起訴内容を否認し無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で、被告が自宅で家族にも気付かれないよう2人を支配下に置いたと指摘。茨城県警が19年7月に行った女子中学生の捜索の際には、台所の床下に隠したなどと非難した。弁護側は「女児らの命を守るため家に迎え入れた」として、誘拐やわいせつ行為を否定した。
起訴状などによると、被告は19年11月、SNSで女児を誘い、小山市の自宅まで連れ去り、数日間にわたり誘拐。19年5月には女子中学生もSNSで誘って誘拐し、わいせつ行為をしたなどとされる。
女児は栃木県警の交番に助けを求めたところを保護され、その後、同県警の警察官が被告宅で茨城県の女子中学生を発見した。

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