強姦犯と疑われた男性が汚名に耐えきれず自殺 母の嘆きは大きく

(KatarzynaBialasiewicz/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)無罪判決を受けたものの、「ずっと強姦犯と思われて生きていくはめになった」と考え苦しんだ男性。結局、選んだのは死だった。先立たれた母の声などを、『The Sun』ほかが伝えている。
■悩み多き子供時代英国で暮らしていたグラント・タウンゼントさん(26)には、暗い過去があった。子供時代に経験したいじめや慕っていたオジの事故死など、つらい経験に苦しんだグラントさんは、徐々に精神的に不安定に。その結果、悪い仲間と遊ぶようになり、人から誤解されることも少なくはなかったようだ。ついには女性を強姦した容疑で罪を問われ裁判を受けたが、容疑を否認し、無罪を主張した。
関連記事:10歳の小学生女児が赤ちゃんを出産 40代の継父など2名を強姦容疑で事情聴取へ■無罪でもショックは大きく裁判を受けたグラントさんは無罪判決を受けたものの、強姦犯と疑われたショックはあまりにも大きかった。「強姦犯としての汚名はずっと晴れない」と考えて落ち込むようになり、外出さえも困難に。それでも心配する母親には「大丈夫だよ」と強がったというが、母親はある日、グラントさんの部屋で遺書らしきものを発見。そこには死を願う言葉に加え、「僕はやっていません、無実なんだ」とも書かれていたという。■癒えなかった心の傷グラントさんはその後、ある女性と出会い、交際を開始。一緒に暮らし始めたが、不安定なグラントさんに関係の維持は困難で、追い出されて母親の家に戻ることになった。ひどく落ち込んだグラントさんは涙を流し、「すべてが嫌になった」と母親に心境を吐露。泣きながら眠ることもあり、母親も心配していたという。

■男性の自殺と母の嘆き2020年6月のこと、母親が仕事から帰り目にしたのは、意識不明の状態に陥ったグラントさんの姿だった。その後、グラントさんの死と遺体を確認した検視官は、「首を吊って自殺した」と断定。不安症状、鬱、さらには強姦犯と呼ばれる苦悩も、要因になったという見解を示した。母親はグラントさんの死を振り返り、「精神的に苦しむ男性への支援は、(女性に比べて)不十分だと思います」とコメント。「男性だって、苦しみを打ち明けてもいい」「息子の死から、そう気づいていただきたいと思います」とも語っている。 (文/しらべぇ編集部・マローン 小原)

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