『クレベリン』12万個配布の大幸薬品が炎上!「会社に理念ないんですか…」

(C)July Semianovich / Shutterstock
ラッパのマークの正露丸や、衛生管理製品シリーズを取り扱う大幸薬品株式会社。2月16日に『クレベリン』を医療機関へ無償で提供すると発表したのだが、ネット上では反発の声が続出している。
「クレベリン」は二酸化塩素を噴霧することによって、モノに付着したウイルスや菌を除菌する〝空間除菌剤〟。大幸薬品によると、「6畳相当の閉鎖空間でクレベリン置き型製品により、浮遊・付着ウイルスの一種、浮遊・付着菌の一種を180分間で99.9%除去できる」とのこと。
配布の対象となっているのは、「置き型」「スティックペンタイプ」「ミニスプレー」の3種類で、12万個ほどを全国の医療機関に提供する運びとなっている。
しかし、「消毒剤噴霧」「空間除菌」の効果は証明されていないうえ、人体に影響があるとさえ言われている。
「クレベリン」配布のニュースに、外傷学会専門医の木下喬弘氏は、ツイッターで《繰り返しますが、WHOは「消毒剤を人体に対して空間噴霧することはいかなる状況であっても推奨されない」と書いており、厚労省もこれを引用しています》と警鐘を鳴らしていた。
繰り返しますが、WHOは「消毒剤を人体に対して空間噴霧することはいかなる状況であっても推奨されない」と書いており、厚労省もこれを引用しています。https://t.co/tLheg5sZ4H
新型コロナ: 大幸薬品、クレベリン12万個を無償提供 全国の病院に: 日本経済新聞 https://t.co/KJlolYDbEM

手を洗う救急医Taka(木下喬弘) (@mph_for_doctors) February 16, 2021
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医学的根拠に乏しい「クレベリン」を全国の病院に提供する行為に対して、ネット上では、
《一線を超えていると思います…。売れたらなんでも良いんですか…。会社に理念とかないんですか…》《クレベリン、なぜか寄贈という形で弊社にやってきて、救急外来に置かれていたので、全部ゴミ箱行きにしたった》《バカじゃないの? これは大幸薬品の宣伝です。次亜塩素酸水もメーカーが自治体や病院に寄付してマスコミが美談として記事にして売りまくったのを知らない?》《空間除菌で新型コロナは予防できません。むしろ人体には悪影響だし、子どもにとっては心配しかない》
などのブーイングが殺到している。真意は不明だが、多くの人が〝医療機関で使われている〟という実績がほしかったのでは?と疑惑の目を向けているようだ。
そして「クレベリン」を配布すると発表してから、大幸薬品の株価が大暴落。これに対して、
《本当に効果あるなら、大幸薬品の株価が落ちるはずがない。今日も絶賛暴落中ですね》《クレベリンの大幸薬品、ゴリッゴリに落ちてて草》《株価まで断崖絶壁急降下しててちょっと笑った》
といった意見もあがっている。パフォーマンスとして「クレベリン」を提供すると発表したのかもしれないが、逆に信用を落とす結果となってしまったようだ…。
ちなみに大幸薬品は、自社の公式ホームページで「ウイルス対策として『クレベリン』があげられていますが、本当に効果があるのですか?」という質問に対し、「『クレベリン』は日用雑貨のため、特定ウイルス・菌、疾病等に対する効果・予防等を謳うことはできません」と回答している。
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