小池百合子都知事、橋本聖子新会長の議員辞職の必要性を暗に指摘

橋本新会長誕生に、小池節をさく裂させた。小池氏は19日午前、IOCのバッハ会長や幹部にメールで「彼女は“アイアン・レディー(鉄の女)”だ」と橋本氏を紹介し、「皆さんから『よかった』と喜びのメッセージがあった」と明かした。
同日昼の定例会見では、橋本氏について「長年の友人」と語り、「人となりを考えましても、また何よりアスリートとして夏冬計7回五輪に出場し、世界的にも稀有(けう)で尊敬されるべき存在。天命だと思う」と期待を寄せた。
関係良好な橋本氏の会長就任に歓迎ムードだったが、国会議員と組織トップの二足のわらじを履くことには難色を示した。小池氏は「五輪憲章に政治的中立性というものがうたわれている。これは大切にすべきところだと思っている」と強調。記者団から、橋本氏の離党や議員辞職が必要と考えるかを問われると「まぁ、分かりやすい形が望ましいのではないでしょうか」と、離党に加えて議員辞職の必要性を暗に示した。
この日夕には橋本氏、丸川五輪相が相次いで都庁を訪れ“小池詣で”を行った。橋本氏と8分ほど面会した小池氏は、政治的中立性の話には触れず、会長就任を祝福。橋本氏の五輪出場競技を引き合いに「スケートも自転車も最後の1周ってすっごく厳しいんじゃないかと想像しますが、我々はそこにいると思う。さまざまな準備を共に進めて参りましょう」と共闘を呼びかけた。橋本氏は「すばらしい東京大会を実現するため、小池知事とスピード感を持って取り組みたい」と応じた。
五輪開幕まで154日。新体制で開催への道筋を描くことができるか注目が集まっている。
(奥津 友希乃)

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