コロナ禍の転職、企業選びの軸を1万人に聞いた結果 2位は「企業・事業の将来性」、1位は……

人材サービスを手掛けるエン・ジャパンは2月17日、「コロナ禍での企業選びの軸の変化」に関する調査結果を発表した。同社が運営する転職支援サービス「エン転職」のユーザーを対象にアンケートを実施し、1万1536人から回答を得た。

「コロナ禍を経験し、企業選びの軸は変わりましたか?」と尋ねると、全体の40%が「変わった」と回答した。

コロナ禍で企業選びの軸が変わったと回答した人に対して、「特に何を重視するようになりましたか?(複数回答可)」と尋ねると、「希望の働き方(テレワーク・副業など)ができるか」(42%)が最も多く、「企業・事業に将来性があるか」(38%)、「勤務時間・休日休暇・勤務地が希望に合うか」(35%)と続いた。

「希望の働き方(テレワーク・副業など)ができるか」と回答した人からは、「現在働いている会社が、制度を変えるのが大変とテレワークの導入を躊躇(ちゅうちょ)しているところに疑問を感じ、社会情勢に柔軟に対応する意思のある会社に魅力を感じた」(29歳女性)、「仕事が減り、今後に対しての不安が大きくなった」(29歳男性)、「コロナだけではなく、今後の人生のライフイベントにも対応できるよう、テレワークが認められる仕事、職場がよいと考えるようになった」(34歳女性)といった声が寄せられた。コロナ禍をきっかけに、柔軟な働き方を希望する人が増えたことが伺える結果となった。

企業を知るための情報源の変化は?

「企業選びの軸に合致するか、企業を知る上で何を参考にしていますか?(複数回答可)」と尋ねると、「転職サイト」(81%)という回答が最も多く、「企業ホームページ」(77%)、「会社クチコミサイト」(52%)と続いた。

「転職サイト」と回答した人からは「どんな会社なのかを知ることができ、福利厚生や勤務形態など気になる所が分かりやすい」(24歳女性)、「募集要項以外に、会社を取材した記事もあるので、具体的に企業からどのような人材が求められているか知ることができる」(33歳男性)といった声が寄せられた。また、「会社クチコミサイト」と回答した人からは「贔屓(ひいき)なしの社員のリアルな声が分かる。不満がありクチコミを書く人は多いと思うが、それを踏まえた上で自分の中で条件として受け入れられるかどうか判断している」(23歳女性)、「匿名で、在職中の人も離職した人も書き込みをしているのでリアルが分かった」(31歳男性)といった声が寄せられた。エン・ジャパンは「年代問わず、インターネットでの情報収集が定番のようだ」と分析している。

今回の調査は2020年11月26日~21年1月26日に実施した。

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