唯一の“自由恋愛”眞子さまの結婚が他の女性皇族と違う理由

宮内庁から秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚が延期されると発表されたのは、’18年2月7日だった。結婚延期からすでに丸3年が経過したことになる。
秋篠宮さまは昨年11月の誕生日会見で、眞子さまと小室さんが「結婚することを認める」と明言された。
天皇陛下はきたる2月23日の「天皇誕生日」に際して、記者会見に臨まれる。事前に記者会から宮内庁に提出される質問には、眞子さまの結婚についての質問が含まれているという。陛下のご回答が、お二人の結婚を“容認”されるようなものであれば、結婚が一気に実現へ向けて動き出すことは間違いないだろう。
しかし、秋篠宮さまが同じ誕生日会見でおっしゃられた「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない」という言葉が、現在の“国民感情”を代弁しているともいえる。
多くの国民からの賛同が得られないままに進もうとしている眞子さまの結婚は、なぜここまで“こじれて”しまったのか。皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんに聞いた。
「’17年9月に行われた眞子さまと小室さんの婚約内定会見では、小室さんが眞子さまを“月”に例えたことが取りざたされました。皇族を陰陽の“陰”のほうに例えてしまう小室さんの感性に違和感を覚えた人も多かったようです。いま思い返せばあのときから、お二人のご結婚に注文が付き始めたといえます」
婚約内定会見で、小室さんは「宮様は私のことを月のように静かに見守ってくださる存在でございます」と述べた。

「その後、小室さんの母親の金銭トラブルが報道されました。もともと皇室は、お金の問題にナーバスなのです。天皇ご一家の生活すべてを賄う内廷費や、宮家の皇族費、さらに皇籍を離脱する際に支払われる一時金の原資はすべて税金です。その使われ方に国民が納得できないという事態になれば、国民の心は皇室から離れてしまいます」(渡邉さん)
■ポイントは“若い人たち”の反応
小室佳代さんと元婚約者の金銭トラブルを『週刊女性』が報じたのは、’17年の12月だった。それから2カ月足らずで、すべての結婚関連行事の延期が決まったのである。
金銭トラブルもご結婚問題も進展のないまま3年近く経過した昨年の11月、眞子さまが公表された文書には、小室さんとの結婚は《生きていくために必要な選択》と強いお気持ちが綴られていた。コロナ禍のさなかに発表された文書の内容もまた、国民感情とかなり乖離したものだったと渡邉さんは言う。
「新型コロナウイルスで国民の生活は大きな打撃を受けています。若い世代でも、大学で講義を受けることすらできずにいる大学生が多くいます。そうした若い人たちが、年代の近い眞子さまの言動をどう受け取るのかが大きなポイントです。将来の皇室と国民との関係性が大きく変わってしまうおそれもあります」
そして渡邉さんは、眞子さまの結婚問題は、黒田清子さんをはじめとした女性皇族の結婚とは大きく異なると説明する。
「そもそも眞子さまと小室さんのご結婚問題を、これまでの女性皇族だったみなさんの結婚と比べることが間違いだと思っています。まず、内親王だった紀宮さまだけではなく、高円宮家の典子さま、絢子さまの婚約内定会見は、お相手の言動にも非の打ちどころがなく、誰もが祝福することができました。

学習院で秋篠宮さまの同級生だった黒田慶樹さんは、清子さんとも幼いころからの顔なじみでした。長い時間をかけて、お互いをよく理解していたのです。美智子さまと黒田さんの母親は“ママ友”の関係でしたから、詳しく説明をする必要もありませんでした。典子さんと絢子さんのケースでも、両家の親同士が既知の間柄だったので、お互いの家のことを理解し合っているという大前提がありました」
つまり眞子さまだけが、ご両親もご親戚も宮内庁も、お相手の素性を知らない完全なる“自由恋愛”からの結婚ということになる。
「内親王ともなれば、皇籍を離脱した後でも天皇を支えるという役割が課せられるものです。伊勢神宮の祭主となった清子さんは、天皇の名代として祭祀を執り行っています。眞子さまは皇位継承順位1位の皇嗣である秋篠宮さまの長女であり、将来の天皇である悠仁さまの姉というお立場です。ご結婚後も皇室を支え、国民のために尽くすことが期待されているお立場といえます」(渡邉さん)
さまざまな制約のある内親王というお立場――。眞子さまはご自身の意思を貫き、小室さんとの結婚を成就できるのだろうか。
「女性自身」2021年3月2日号 掲載

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