JCBがクレカ利用の総合調査 伸びるスマホ決済、下がった電子マネー

JCBは継続的に実施している「クレジットカードに関する総合調査」の2020年版の結果を発表した。それによると、クレジットカードの保有率は87%(昨年から2.1ポイント増加)で、平均保有枚数は3.0枚だった。

最も利用しているクレジットカードは、1カ月あたり平均で6.4回使用(昨年から0.3回増加)。利用金額は平均で5.6万円(昨年から0.15万円増加)だった。

2020年のトピックの1つは、スマホ決済だ。保有率は57%(昨年から13.6ポイント増加)に達し、利用率は52%(昨年から17.8ポイント増加)と利用が広がった。一方で、現金や電子マネーの利用は減少した。

これまでクレジットカード並に保有率の高かった電子マネーだが、保有率は6.8ポイント減少し、77%に。ただし利用率は2.6ポイント増加して73%となっており、「電子マネーの絞り込みがされている」とJCBでは分析している。またデビットカードの保有率は24.8%で、利用率も11.1%と低水準で推移している。

クレカ保有者の5割が、携帯料金、スーパーでの支払いで利用
クレジットカード保有者の中で、支払いにクレジットカードを使った比率が高かったのが、携帯電話料金とスーパーマーケットだった。携帯電話は54%が、スーパーマーケットでは50.1%の人が調査時直近3カ月間にクレジットカードを使って支払いを行った。

また支払い時のクレジットカード払い比率が最も高かったのが、オンラインショッピングだ。86.7%が支払いにクレジットカードを利用した。

20年6月まで実施された政府のキャッシュレス・ポイント還元事業によって、キャッシュレスの利用が増加した人は42.9%。最も利用が増加したのはクレジットカードで、65.3%だった。電子マネーは43.4%、スマホ決済は48.8%にとどまった。

この調査は20年9月に全国3500人を対象にインターネットで行われた。

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