新型コロナ専門病院設置のために妊婦も急遽転院 追加負担はどうするのか直撃した

(west/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)新型コロナウイルスの入院患者が増えて病床がひっ迫する中、東京都は都立広尾病院など三つの病院で、新型コロナの患者を重点的に受け入れて実質的に専門病院とする方針を明らかにした。そんな状況下で広尾病院に入院中の妊婦らが、ほかの病院に転院を余儀なくされ、その際の追加費用について不満をもらしている。
■「追加負担しない方針」と言われたSNS上などでは、入院中の妊婦が「民間の病院に転院すると、20万円以上の追加負担が生じるが、『都はその分の補填はしない方針』と言われてしまった」と訴えている。また、転院先が決まっていない妊婦もいる現状だ。
関連記事:元新型コロナ陽性の妊婦を病院が受け入れ拒否 14時間後の出産で双子が死亡■山尾志桜里議員もコメントこの件に関して、国民民主党の山尾志桜里衆議院議員は自身のツイッター上で、「やはり!コロナ対応の集約と役割分担は必須だけれど、転院を余儀なくされる患者さんの精神的不安・経済的負担を政治がしっかり支えなければいけません」。「速やかに党内でも議論して、最善の策を練りたい。」と投稿した。■小池知事は「支援進めていく」

東京都病院経営本部によると、現在広尾病院に入院中の妊婦は約10名だという。広報担当課長は、14日午前のしらべぇ編集部の取材に対して、「転院対象者には、同じような費用で入院できる都立の病院も含めて6つ程度を紹介している。そのため、追加負担を東京都で支援することはない」と述べた。しかし小池知事は午後の会見で「都立広尾病院に入院中の妊婦が、民間病院等に転院する際は追加費用分の支援を進めていく」と明言。
■本日昼に急遽変更この点について、再度担当課長を取材すると「本日の昼に急遽変更になった」と述べた。この変更の背景については、「小池知事が報道等で追加負担の件を耳にしたため、『その際の費用は支援する』という知事自らの決定が担当課におりてきた」と語った。なお、「追加負担分を都で全額支援するのか」などの詳細についてはこれからつめていくという。 (取材・文/しらべぇ編集部・おのっち)

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