国際水路機関 海図の日本海の呼称継続暫定 数字表記も

国際水路機関 海図の日本海の呼称継続暫定 「東海」含まず
(参照:2020年の世界水週間の中止が決定 新型コロナで)
2020年11月16日、国際水路機関(IHO)はオンライン総会を行った。総会では、さまざまな内容が話し合われたが、なかでも日本の関心度が高い、海図の表記問題が議題に上がっていた。
1992年、日本海の表記について、韓国が「東海(トンヘ)」と表記を改めるよう訴え始めた。近年、韓国は「日本海」は戦前の日本の植民地主義に根ざした呼び方だとして、「東海」に変更するか、または「日本海」と「東海」の併記にするよう主張。北朝鮮など各国に協調を働きかけて、海図作成の際の国際的指針の変更を求めていた。これに対し、日本政府は、IHOの国際指針や、各国の古い地図に表記されている例などを根拠に、「日本海は国際的に確立した唯一の名称で、表記を変更する必要性も根拠もない」として、正当性を訴えていた。
日本政府によると、IHOの今回のオンライン総会では、日本海と表記してきたこれまでの国際指針を引き続き利用できるとしたと発表。日本海の単独表記が維持される見通しとのこと。IHOは合わせて、今後は名称による海域表記ではなく、表記を数字に変えてデータとして管理しやすくする方向性も暫定承認した。今回の議事録を各国が確認したのち、2020年11月末ごろには正式決定される見通し。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする