川崎市・成人式の「密」度が異次元のレベル 緊急事態宣言下に呆れる声も

11日は成人の日。総務省が昨年末に発表した推計によれば、2021年1月1日時点での新成人は124万人。昨年より2万人増え、2年ぶりの増加となった。大学1、2年生も多く含まれるこの世代は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けている人も多い。大学ではオンライン授業が続き、今年新入学を果たした学生の中には、ほとんどキャンパスライフを実感できていない人もいるだろう。さらには、人生に一度の晴れの日に襲いかかった、このコロナ禍である。
画像をもっと見る■成人式中止が相次ぐ1月に入って、国内でもさらに猛威を振るっている新型コロナウイルス。とくに直近は都内の新規感染者数が2,000人を超える日も続き、8日には一都三県に二度目となる緊急事態宣言が発令された。国や都が求める緊急事態措置には「成人式のオンライン化や延期」が含まれており、23区では杉並区を除く全ての区がリアルイベントとしての成人式を中止。オンライン配信に切り替えるなどの対策を実施した。
関連記事:田村淳、ドライブイン成人式を「愚策」と指摘 「時期をずらせば良いだけ…」■川崎市の密さが凄いしかし、杉並区以外でも都内では国立市など多摩地区や、同じく緊急事態宣言が発令されている横浜市や川崎市は、成人式イベントを開催している。しらべぇ編集部が取材した中では、川崎市の成人式イベントは桁違いに大人数・密なものだった。川崎市・成人式の「密」度が異次元のレベル 緊急事態宣言下…の画像はこちら >>川崎市では、中原区にあるとどろきアリーナで午前・昼・午後の3回に分けて『成人の日を祝うつどい』を開催。編集部が訪れたのは、午前の部だが、会場からは凄まじい量の新成人が次々と出てきた。

昨今話題の「望遠圧縮(高性能の望遠レンズを使って、実際よりも密に見せる撮影手法)」などを行っていない証拠として、さまざまなアングル・レンズでの写真をご覧いただこう。

式典が終わって30分ほど経っても、人の流れが途切れることはなかった。■順路にたむろする新成人も

式典が行われた建物から出口までは、密を避けるために一方通行となっており、「立ち止まらない」「写真撮影や待ち合わせは順路では行わない」といったアナウンスが繰り返されていたが、お祝い気分の新成人たちにはあまり届いていないようだ。

近隣を主に流しているというタクシー運転手に取材したところ、「夕方までこの状態がずっと続くんじゃないでしょうか」と呆れ気味だった。
■国立市は人数控えめ

なお、市民総合体育館で開催された国立市の成人式も取材したところ、こちらは川崎市や杉並区と比較しても圧倒的に少人数。居住地域によって午前・午後の2回に分けて開催されたが、午前の部は開始まで30分を切っても100人に満たない出席者数に見えた。

識者からも出席自粛を求める声が出ていた今年の成人式。こうした場がクラスターとならないことを祈りたい。

(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)

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