死刑囚控訴取り下げ「有効」=中1男女殺害―大阪高裁

大阪府寝屋川市で2015年、中学1年の男女2人が殺害された事件で、一審で死刑とされた山田浩二被告(50)の控訴取り下げの有効性をめぐり、大阪高裁(村山浩昭裁判長)は26日、取り下げを有効とする決定をした。今後、被告側の不服申し立てを受け決定が覆らない限り、死刑が確定する。
一審大阪地裁の裁判員裁判が18年に死刑を言い渡し、山田被告側が控訴したが、19年に自ら取り下げた。弁護人の申し入れを受け、高裁は取り下げの効力に疑念があるとして、無効と判断。しかし、検察側の異議を受けた高裁の別の裁判部は今年3月、無効決定を取り消し、審理を元の裁判部に差し戻した。その後、山田被告は再び控訴取り下げの書面を高裁に提出していた。
決定で村山裁判長は「2度目の取り下げであることは軽視できない」と指摘。1回目の取り下げの効力については判断せず、2回目を有効と判断した。

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