コロナ禍で病院の不手際か 帝王切開予定の陽性妊婦が放置され自力で出産

(Love portrait and love the world/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)赤ちゃんの誕生が迫っているタイミングで、新型コロナウイルスへの感染が明らかになった女性。帝王切開で出産する予定だったというが、結局はひとりきりで赤ちゃんを産むはめに…。
■新型コロナに感染した妊婦インドネシアで暮らす22歳の妊婦が、北スマトラ州にある病院を訪れた。そこで新型コロナウイルスの検査を受けたところ、結果はなんと陽性。女性はすぐに隔離された病室に入り、予定されていた帝王切開手術の開始を待っていたという。
関連記事:引っ張った赤ちゃんの頭が分娩室の床を転がり… 小さな命への医療過誤が発生■放置され自力で出産しばらくすると陣痛が始まりどんどん苦しくなったというが、病院のスタッフは病室を離れたまま。約45分にわたり女性は激痛に耐え、誰にも介助してもらえぬまま、自力で赤ちゃんを産んだという。その後、女性は大きな叫び声をあげて助けを求め、ようやくスタッフが駆け付けた。新型コロナウイルスの感染、突然の陣痛、それに続き予定外の自然出産を終えた女性は、ひどい精神的ダメージを受けていた。■家族の怒りと病院の釈明病院スタッフを信頼していた家族は、女性が感染発覚に加え大変なお産をたったひとりで乗り越えたと知り、やはりショックを受けた。女性の妹はその後にSNSを更新し、「姉は病院で無視されました」などと書き込んでいる。一方、病院側は家族の主張を否定。対応が遅れた理由については「担当医が他の手術の最中だったせいです」とコメントし、「病室から出る前に看護師は薬を差し出しました」「赤ちゃんも女性も元気でした」とも付け加えた。

■深刻な女性のトラウマしらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,880名を対象に調査したところ、全体の37.2%が「病院が怖い」と回答した。

女性は病院で新型コロナウイルス感染を知らされはしたものの、きっと助けてもらえると信じ、帝王切開を待っていた。しかし放置され、ひとりきりで赤ちゃんを出産した恐怖は、はかり知れない。そのトラウマは相当なものだったといい、産後ほどなくして病院を去ったと海外メディアは報じている。女性が新型コロナウイルスから早く回復すること、また赤ちゃんが元気に過ごしていることを願うばかりだ。 (文/しらべぇ編集部・マローン 小原)【調査概要】

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