病床使用率、37都道府県で悪化=北海道、大阪、兵庫4割―新型コロナ

新型コロナウイルスの新規感染者数が連日最多を更新する中、コロナ患者用病床の逼迫(ひっぱく)が各地で進んでいる。厚生労働省によると、18日時点の病床使用率は37都道府県で1週間前より悪化。9都道府県では25%を超え、感染拡大が4段階中2番目に深刻な「ステージ3」の水準に達した。
北海道と兵庫県では2週連続で10ポイント以上悪化するなど、各地で入院患者が増えている。政府の対策分科会は20日夜、こうした地域について「早晩、医療提供体制が逼迫する可能性が高い」との見解を公表した。
北海道では、入院者数が1週間で259人増の693人となり、病床使用率は38%に達した。重症者は20人で、重症者用病床は11%が埋まった。東京都は1312人が入院し、病床使用率は33%。重症者用病床は全国で最も高い37%だった。
厚労省の専門家組織は、感染拡大が特に進む地域として、北海道・首都圏に加え、中部圏と関西圏を挙げた。病床使用率は、愛知県が33%で1週間前より10ポイント悪化。大阪府は41%で8ポイント上がり、兵庫県は全国で最も高い44%だった。
1週間前の11日時点で、病床使用率が最も高かったのは沖縄県の36%だった。18日時点では35%で微減となったが、「ステージ3」の水準を大きく超えることに変わりはない。
全国の病床使用率は22%、重症者用病床の使用率は14%でそれぞれ5ポイント、3ポイント上昇。感染者・重症者は各地で増加傾向にあり、病床に余裕がある地域でも予断を許さない状況が続く。

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