東京でコロナ534人 初の500人超え…“第3波”大阪など各地で最多更新

東京都は19日、新型コロナウイルスの感染者が初の500人台となる534人確認されたと発表した。この日は、北海道(266人)、千葉県(106人)、大阪府(338人)など8都道府県で過去最多となる感染者が確認された。東京都の小池百合子知事(68)は臨時記者会見を開き、会食は「小一時間」「小人数」で行うなど「5つの小(こ)」を徹底することを呼び掛けた。
感染拡大が止まらない。東京都では19日、新たに534人の感染が確認され、18日(493人)に続き2日連続で、1日当たりの新規感染者数の過去最多を更新した。
都は19日に有識者を交えたモニタリング会議で「急速な感染拡大の局面を迎えた」として、約2か月ぶりに感染状況を4段階で最も深刻な「感染が拡大していると思われる」に引き上げた。有識者からは現状の増加ペースが4週間続いた場合、1日当たりの新規感染者が1020人に上るとの厳しい試算が出された。
この日、国内では過去最多となる2385人(死者21人)の感染が報告された。2000人超えは2日連続。北海道や大阪など8都道府県で新規感染者数が過去最多となった。
全国的に増加傾向が続く中、会食での“新ルール”定着の動きが広がっている。菅義偉首相は飲食を通じた感染リスクが指摘されているとして、食事中も会話の際にはマスクを着用する「静かなマスク会食」を実践するよう国民に呼び掛けた。
小池知事も会見で、大人数や長時間の会食を控えるよう都民へ求めた。小池氏は「5つの小」と書かれたフリップを掲げ、〈1〉小人数〈2〉小一時間〈3〉小声〈4〉小皿〈5〉小まめ(な換気、消毒、マスク着用)を合言葉に感染防止対策を徹底するよう呼び掛けた。

一方で、打撃を受けた飲食業界の支援策「Go To イート」のプレミアム付き食事券の販売と利用が20日から東京で始まる。政府は地域の感染状況を踏まえ、食事券を利用する際は4人以下(子供を除く)で飲食するなどの対策を検討するよう都道府県知事に要請している。
小池氏は会食の人数について「小人数で」と呼び掛けたものの「4人がセーフで5人がダメかというのは、そこは皆さんのご判断でしょう」と述べ、具体的な人数制限については言及しなかった。また第1、2波に実施した外出自粛や飲食店などに対する営業時間短縮の要請は行わない考えを示した。

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