企業の9割「忘年会・新年会は開催せず」――コロナ第三波で厳しく

新型コロナウイルスの感染拡大で東京都が警戒レベルを最高に引き上げるなど、「第三波」への警戒感が急激に高まっている。東京商工リサーチが企業約1万社に調査したところ、間もなくやってくる年末年始の忘年会・新年会について約9割が「開催しない」と回答した。企業社会で自粛ムードが再び高まる一方で、飲み会シーズンの商機を失う飲食業界への打撃が懸念される。

飲食業界への打撃懸念
調査は東京商工リサーチが11月9日~16日、1万59社にネット上で実施した。

今冬の「忘・新年会を開催するか」という質問には、87.8%が「開催しない予定」と回答した。うち、「昨年開催せず今年も開催しない予定」だったのは21.1%。「昨年は開催したが今年は開催しない予定」に限っても66.7%と、7割弱が「開催中止」に転じる結果となった。

調査期間の直後も、17日に北海道が札幌市内での不要不急の外出自粛を求めたり東京都で警戒レベルが上がるなど、各地で行政による自粛要請が広がっている。企業の飲み会自粛傾向も今後、より強まる可能性がある。

企業の規模別に見ると、大企業の方がより忘・新年会の自粛傾向が強いようだ。大企業(資本金1億円以上、1584社)に絞って集計したところ、「開催しない予定」は92.9%となった。一方、中小(資本金1億円未満、8475社)では86.9%となった。

「開催しない率」多かった県は……
企業の所在地の都道府県別でも集計した。「開催しない」率が高かったのは奈良県の96%や、北海道の93%などだった。同様に感染が拡大している東京都・大阪府も約90%と高めの比率となった。

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