母に懲役9年=2歳女児衰弱死―札幌地裁

札幌市で昨年6月、池田詩梨ちゃん=当時(2)=が衰弱死した事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親、池田莉菜被告(22)の裁判員裁判の判決が20日、札幌地裁であり、石田寿一裁判長は「助けを求められない中、幼い命が亡くなったのは哀れだ」と述べ、懲役9年(求刑懲役14年)を言い渡した。
弁護側は、死因は吐いた物を詰まらせた窒息死で、けがも軽く保護が必要な状態ではなかったと無罪を主張していた。石田裁判長は、交際相手の藤原一弥被告(26)=傷害と保護責任者遺棄致死の罪で一審懲役13年、控訴=の暴行によるけがなどが詩梨ちゃんの衰弱を早め、低栄養により衰弱死したと判断した。
その上で、池田被告が藤原被告との関係や遊興を優先させたことを「無責任だ」と非難。一方で、被告は若年で未熟だったと言及し、同種事案で最も重い事案には当たらないとした。

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