全国初2000人超え、新型コロナ感染者2203人…東京も過去最多493人で警戒レベル最高に引き上げへ

国内の新型コロナウイルス感染者が18日、初めて2200人を超え、過去最多を更新した。最多だった14日の1735人を大きく上回った。東京は過去最多の493人となり、感染状況に関する4段階の警戒度を最高レベルに引き上げる方向で検討を始めた。神奈川では初の200人超え、埼玉や静岡などでも最多を更新した。日本医師会の中川俊男会長は、21日からの3連休を前に「秋の我慢の3連休にしてほしい。コロナを甘く見ないでください」と呼び掛けた。
「感染拡大第3波の入り口」とされる新型コロナウイルスの猛威は、達したことのない領域の数字となって表れた。全国の新規感染者は、過去最多だった14日の1735人を超え、2000人の節目をも大きく上回り、2203人となった。
東京は493人。第2波の渦中にあった8月1日の472人を超える最多の感染者数に。神奈川226人、埼玉126人、静岡87人、長野は30人。いずれも過去最多を更新した。大阪は273人、北海道は233人、愛知は141人、兵庫は105人。過去最多ではないが高水準で推移した。感染者数は今月に入ってから急増し、12日から3日連続で過去最多を更新。重症者も、厚労省によると11月1日に160人だったのが10日に208人、18日に276人に増えてきた。
首都・東京も増加傾向が顕著になっている。直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は18日時点で335人に達し、過去最多だった346・1人(8月5日時点)に迫る水準に。年代別では65歳以上の高齢者が77人となり、重症化のリスクが懸念される。最多だったのは20代の123人。感染経路不明も増え、半数超の283人だった。

小池百合子知事は「検査件数が増えており、陽性者も増える。重症者をいかに抑えるか」と危機感をあらわにした。都は19日に有識者を交えた会議を経て、感染状況に関する4段階の警戒度を最高レベルの「感染が拡大している」に1段階引き上げる方針だ。
日医の中川会長は、感染拡大地域との往来を自粛するよう国民に要請した。今週末に3連休が控えるが「秋の我慢の3連休としてほしい。コロナに慣れないでください。コロナを甘くみないでください」と述べ、不要不急の外出を控えるよう呼び掛けた。さらに「移動を自粛してもらうことが重要。一人一人の行動の積み重ねにより、全国でのまん延を防ぐことができる」と指摘した。
菅義偉首相は西村康稔経済再生担当相、田村憲久厚生労働相と官邸で会い「感染拡大を防ぐように全力を挙げて取り組むように」と指示した。感染拡大に歯止めがかからないなか、厚労省幹部は、政府の観光支援事業「Go To トラベル」に関し「何かしら制約が必要になってくるのではないか」と話した。

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