イオン、11月20日から「ブラックフライデーセール」 値引き商品と“密”対策が明らかに

イオンリテールは11月20日から、本州や四国の「イオン」「イオンスタイル」約400店舗で「ブラックフライデーセール」を開催する。

同社は11月19日、フライングセールを行っている「イオンスタイル品川シーサイド」(東京・品川)で、ブラックフライデーの取り組みを公開した。

今年開催するセールの特徴は、“密”を避けるために実施期間を例年の2倍となる10日間としたことだ。また、コロナ禍の影響で“おうち時間”を過ごす消費者が増えたことから、家電や調理グッズなどを強化している。

例えば、「ハイセンス 43型4Kチューナー搭載液晶テレビ+外付けHDD」(税別4万9800円、以下同)や、「グースダウン90%使用のあったか羽毛掛ふとん」(1万9900円)などを販売する。また、自宅で料理をする機会が増えたことから、「ブラック『キッチン家電』セット」(4点で2万4800円)を投入する。通常価格の半額になっている商品もある。

生産者を応援する取り組みも
外出・外食を自粛する消費者が増えたことで、需要が低下した産地の商品を応援する取り組みも行う。例えば、養殖のぶりは100グラム当たり198円、真鯛の半身は698円、黒毛和牛肩ローススライスは100グラム当たり500円でそれぞれ提供する。全店一括仕入れを行うことで、コスト削減も実現したという。また、旅行を自粛している人のために、全国各地の名産菓子も用意した。

「半額セール」が人気の紳士服コーナーは、毎年のように買い物客で混雑していた。しかし、今年は、売り場に入れる人数を制限したり、試着室に並ぶ客同士の距離を適切に保つ工夫をしたりする。さらに、動線が一方通行になるよう誘導し、客同士の接触を防ぐ。

店内の混雑を防ぐ工夫としては、プレセールとなる「ECセール」を実施したり、店頭での予約販売会で扱う商品の品目数を増やしたりしている。また、生鮮食品コーナーでは、例年行っていた果物や野菜の詰め放題サービスを止め、商品のセット販売を行う。従業員との接触を減らすために、通常の接客をする一方で、店内に大型テレビを設置して商品紹介の動画を流す。

担当者は「今年は暗い話題が多かったが、買い物を通じてお客さまに元気になっていただきたい」とコメントした。

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