新品種の金魚初出荷へ=認知度向上狙い、県が開発―愛知

金魚の名産地として知られる愛知県弥富市で19日、卸売市場に新品種の金魚「サクラチョウテンガン」が初出荷される。県水産試験場が開発した4品種目で、「弥富金魚」の認知度向上を狙う。
新品種は、水産試験場が5年前から開発に取り組んできた。目玉が上向きの「チョウテンガン(頂天眼)」と、赤白の胴体にきらきらと光るうろこが入った「サクラニシキ(桜錦)」を交配。高値が付きやすい新品種を出すことで、生産者の利益向上も図る。
19日は開発に協力した生産者が20尾を競りにかける予定。まだ試験飼育の段階で出荷数は限られるが、取り扱う生産者が増えれば、流通量も拡大する見通し。初競りでは元の品種の3~4倍に当たる、1匹800~900円程度が予想されるという。
県水産試験場が弥富金魚の認知度を上げようと新品種開発に乗り出したのは1988年。開発に携わった原田誠主任研究員は「水産業振興の起爆剤になれば」と期待する。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛でペット人気も高まっており、「良い話題提供になりそうだ」と話している。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする