渋谷の中古CD店、26年の歴史に幕=新型コロナで外国人客減響く

東京・渋谷のセンター街奥に1994年から店舗を構えていた中古CD店「レコファン渋谷BEAM店」がこのほど、閉店した。ストリーミング(逐次再生)配信など音楽の聴き方が変わってきていることが理由ではなく、新型コロナウイルスの感染拡大で外国人客が来日できなくなったことが大きいという。
店長の小野勝さん(50)は「売り上げ全体の2~3割を占めていた外国からのお客さんが新型コロナで入国できなくなったのが響いた」と説明。人気ロックバンド「サザンオールスターズ」の桑田佳祐さんもお忍びで訪れていたといい、小野さんは「ラジオ番組でも(閉店に)触れていただいたようで、感謝しています。25年勤めましたが、これを機に退社して1年ぐらいゆっくりしたい」と話した。
同店オープン当初から26年間通ってきたという横浜市の会社員佐多光晴さん(69)は「仕事帰りに寄って、目当てのクラシックレコードを探し当てた時の喜びは格別だったのに」と残念がった。
レコファンは1981年創業。東京・下北沢や池袋、吉祥寺のほか、横浜などにも店舗があったが、渋谷店の閉店で残すは秋葉原店のみとなった。今後は、JR武蔵小金井駅前に店舗を開くほか、インターネット販売を続けるという。

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