元国税芸人さんきゅう倉田の「役に立ちそうで立たない少し役に立つ金知識」 第171回 お金のかかる7つのライフイベント

元国税局職員 さんきゅう倉田です。好きなことわざは「統括も調査の誤り」です。

ぼくはファイナンシャルプランナーの資格を持っています。稀に個人の相談に乗ることがありますが、取材に応じることが多いですね。世の中に、ファイナンシャルプランニング、いわゆるFP相談だけで生活している人は、極々一部だと思います。

記事を書いたり本を出版したり取材を受けたりするか、別の資格のおまけでFPを持っている人が多い印象です。

わざわざ相談するほどではないけれど、人生の節目においてどのくらいのお金がかかるかはみなさん知っておきたいですよね。今回は、ライフイベントにかかるお金をまとめました。
就職活動 14万円
リクルートスーツ、交通費、宿泊費など

データは平均値となります。ぼくは公務員になりましたが、公務員試験は無料だし、交通費とスーツ・鞄の購入代金で、使用したのは5万円くらいでしょうか。東京圏に住んでいると、比較的低額で済むと思います。

地方の方は大変ですね。企業の本店が集まる東京への渡航費の負担は計り知れません。ウェブ面接が広まったことで学生の負担が減ったのは喜ばしいと思います。
結婚費用 467万円
結納、婚約~新婚旅行

結納では、スルメや昆布を買うのでしょうか。婚約指輪、結婚指輪、結婚式、披露宴、新婚旅行、祝儀をもらったとしても自己負担は100万円を優に超えると思います。

出産費用 51万円
入院料、室料差額、分娩量、検査、薬剤料、処置など

なお、健康保険加入者がもらえる出産育児一時金は42万円です。
教育資金 1049万円
高校まで公立、大学のみ私立の場合

ぼくは、高校から私立なので、もう少しかかったのかもしれません。ありがとう、両親。
住宅購入費 一軒家3,340万円 マンション4,350万円
全国平均だとマンションの方が、価格は低いんですね。芸人のぼくは、ローンが組めないし、東京に住んでいるので、もっとたくさんの預貯金を用意しなければいけないかもしれません。
老後の生活費 月26万円 介護費用 月17万円
自分の老後はもちろんのこと、両親の老後のことも考える必要があります。合わせて、東京と地方の違いや国と地方からの給付を調べておきましょう。
緊急資金 60万円~240万円
生活費の3カ月分~1年分

入院や転職、不景気、引っ越し、友人や家族の慶弔など、急な出費に備えておくのは大事ですね。芸人だと、お金がなくて同級生の結婚式に行けない、という話をよく聞きます。

また、2020年は収入を大幅に減らした個人事業者がたくさんいました。コロナと関係なく、隆盛を誇っていた会社が潰れて収入が激減した経営者もたくさんいます。上記の金額は、生活費が20万円だと仮定しているので、みなさんの生活費を基準に再計算をしてみてください。

そもそも、生活費を把握していない人は、毎月の出費を家計簿アプリに入力しましょう。ぼくも、すべての支出を入力しています。記憶にないクレジットカードの支払があったときに確認することもできますし、毎月の支出の変動を知ることで、生活を見直すことができます。

ぼくの小学校の同級生が、奥さんが家計の収入より多い金額を生活費として使うので困っていると言っていました。もちろん、家計簿はつけていません。なんとなくでお金を使っているんですね。これはよくありません。

ライフイベントを把握して、必要なお金を準備していますか。どのくらいのお金が必要なのかをまず把握して、月収を考慮して毎月の予算を設定するもよし、学資保険に加入するもよし、節約するもよし、夫婦で話し合うのもよし。

生活資金を準備したら、株式投資や投資信託で将来に備えるのもおすすめです。

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