「家事分担のルールがない」家庭が8割 – どんな決め方がある?

リンナイは10月13日、「夫婦の育児・家事」に関する意識調査の結果を発表した。調査は9月18日~22日、1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住の小学生以下の子を持つ20~40代の既婚男女1,000名(男女各500名)を対象に、インターネットで行われた。

調査によると、コロナ禍による夫婦間での育児・家事の役割分担が「増えた(とても+やや)」と感じている人の割合は、女性39.4%、男性48.2%。男性の方が高いものの、「パートナーの役割分担の変化」についても同様に聞いてみたところ、「夫の役割が増えた」と感じている女性は25.2%にとどまり、男性と女性の認識にギャップがあることがわかった。

コロナ前後での家事・育児時間の差を調べると、男女ともに育児時間が1時間増え、コロナ以降の育児時間は男性が約3時間、女性は約10時間という結果に。家事時間についてもコロナ以前に比べて増えており、男性が約40分、女性が約20分増える結果となった。

また、コロナ禍に在宅時間が「増えた」と答えた人に、コロナ以前よりもパートナーと家事の分担をするようになったかどうかを聞くと、男性は約7割、女性は過半数が「分担するようになったと感じる」と回答。

そこで「家事分担のルール」について聞いたところ、79.1%の家庭で「ルールがない」ことが明らかに。一方、「ルールがある」と回答した家庭(20.9%)では、「内容ごとに担当を決めている」(65.6%)が圧倒的に多く、次いで「曜日や月で担当を分ける」(26.8%)、「家にいる(在宅勤務含む)方が行う」(23.4%)と続いた。

次に、コロナ禍での家事の量や頻度について調査したところ、コロナ前と比べて家事の量や頻度が「増えた(とても+やや)」と答えた人は全体で約4割という結果に。

増えた家事としては、「料理」(70.4%)が最も多く、次いで「掃除」(59.7%)、「育児」(52.2%)と続いた。男女別にみると、男性は「掃除」(59.7%)が最多となり、女性は「料理」が最も多く89.6%に達した。

また、コロナ禍に新たな育児・家事が「増えた(とても+やや)」という人は47.7%。具体的には、「マスクの手洗い・洗濯」(52.1%)、「除菌、手洗いうがいの呼びかけ」(47.9%)、「子どもの検温」(37.2%)が上位となった。

最後に、「『名もなき家事』であると感じるもの」を選んでもらったところ、1位「毎日の献立を考える」(47.5%)、2位「シャンプーや洗剤などの補充をする」(40.5%)、3位「食器を食器棚に戻す」(40.1%)という結果に。

男女別でみてみると、「毎日の献立を考える」(男性28.2%、女性66.8%)、「PTA活動に参加する」(同19.4%、45.4%)、「消耗品の在庫を確認する」(同6.8%、14.2%)では、いずれも2倍以上の差がみられ、男性が挙げる「名もなき家事」と女性の挙げる「名もなき家事」には差があることが判明した。

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