34歳男に無期懲役=貸金業男性殺害―福島地裁郡山支部

福島県会津美里町で2018年、貸金業を営む男性の遺体が発見された事件で、強盗殺人と死体遺棄などの罪に問われた天野十夢被告(34)の裁判員裁判の判決が14日、福島地裁郡山支部であった。須田雄一裁判長は「残酷で悪質な犯行で、動機は身勝手」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡した。
天野被告は死体遺棄罪などは認めたが、「殺害したのは仲間で、知らなかった」と主張し、強盗殺人罪は否認していた。須田裁判長は「仲間が関与していたとしても、被告が首謀者であることは明らかだ」と指摘し、「不合理な弁明に終始し、反省の態度は見受けられない」と非難した。
判決によると、天野被告は仮想通貨の取引名目で預かっていた金銭の支払いを逃れようと考え、会津美里町の空き地で、鉄パイプで殴打して菅谷善明さん=当時(49)=を殺害。遺体の両手首を切断し、土中に埋めるなどした。

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