「現金授受」の音声再生=市議「河井元法相が『総理から』」―参院選買収・東京地裁

昨夏の参院選をめぐる大型買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)罪に問われた参院議員、河井案里被告(47)の公判が13日、東京地裁(高橋康明裁判長)であり、海徳裕志広島市議(60)ら2人の証人尋問が行われた。海徳市議は案里被告の夫で元法相の克行被告(57)=衆院議員=に「これ総理から」などと言われ、現金計50万円を二度に分け渡されたと証言。授受の場面の一部とされる音声データが法廷で再生された。
音声は昨年6月1日に録音された2回目の授受の場面とされ、克行被告とみられる男性が「県連が(選挙協力を)何もやってくれない。応援してやってください」「河井克行は嫌いかもしれんけど、案里はかわいがって」などと話す内容。市議は克行被告の発言だと証言し、「この時は現金20万円を渡された。参院選の票集めの趣旨だと思ったが、首相補佐官も務めた実力者で断る勇気がなかった」と述べた。
克行被告が「これ総理から」と言ったのは、同年3月下旬の1回目の授受の場面だったという。

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